第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)開催案内

第10回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です。開催趣旨、会場などを記載しています


日程・会場


開催の趣旨

情報システムやネットワークは動いてあたりまえと思われるように、社会インフラ化してきている。耐障害性の確保やセキュリティ対策は情報システムの運用上重要であるが、コストが問題となる。一方で、情報システムの全体、または一部の機能が停止した際に物理的・論理的リスクが顕在化する。このとき、システム管理者においては、情報システムの機能を速やかに復旧・回復することが求められる。情報システムのレジリエンスを強化することで障害や攻撃、災害に対して強靱な情報システムを構築することができ、利用するユーザの競争力の強化に寄与できると考えられる。

そこで、本シンポジウムではインターネットや情報システムにおけるレジリエンスとは何かを議論し、情報システム・インターネットの構築運用技術およびその研究開発に寄与することを目的とする。


テーマ

  • レジリエントな情報システムの設計・構築・運用技術
  • サイバー攻撃に強い情報システムの構築評価手法
  • 災害に強い情報システムの構築運用技術
  • 情報システムにおける費用対効果の評価手法
  • 人工知能技術を取り入れた情報システム運用技術 

 本シンポジウムでは上記のようなトピックを対象としますが、必ずこれらに限定するものではありません。


主催・後援

  • 主催: 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会
  • 後援: 熊本大学, 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 (IA), ACM SIGUCCS Tokyo Chapter


参加費

  • 正会員: 8,000円 (※後援団体会員は正会員として扱います)
  • 研究会登録会員: 5,000円
  • 学生会員: 無料
  • 非会員: 12,000円
  • 学生非会員: 1,000円


プログラム委員会

  • 委員長: 池部 実 (大分大学)
  • 委員: 石島 悌 (大阪府立産業技術総合研究所), 今泉 貴史 (千葉大学), 大谷 誠 (佐賀大学), 柏崎 礼生 (大阪大学), 岸場 清悟 (広島大学), 北口 善明 (東京工業大学), 坂下 秀 (アクタスソフトウェア), 中村 素典 (国立情報学研究所), 西村 浩二 (広島大学), 林 治尚 (兵庫県立大学), 宮下 健輔 (京都女子大学), 松本 直人 (さくらインターネット), 松本 亮介 (GMOペパボ), 山井 成良 (東京農工大学)


実行委員会

  • 委員長: 久保田 真一郎 (熊本大学)
  • 委員: 福田 豊 (九州工業大学), 中山 貴夫 (京都女子大学) 

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第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)プログラム

第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)のプログラムです。

※論文発表 (発表20分・質疑応答5分),ライトニングトーク発表 (発表5分).

◯および◎が発表者を表し,◎が学生であることを示す.


2017年12月7日(木) 1日目 (企業展示: 11:05-16:30)

10:00 開会

10:00 – 10:10 オープニング

10:10 – 11:00 [セッション1] 座長: 山井 成良 (東京農工大)

  1. 送信された電子メールのサイズ頻度のメールヘッダの内容に基づく分析
    ◯松原 義継 (佐賀大学/熊本大学), 武藏 泰雄 (熊本大学)
  2. 利用者のネットワーク機器を監視する 移動ロボットの自動情報収集のための通信制御手法
    ◎小川 康一, 吉浦 紀晃 (埼玉大学)

11:05 – 11:55 企業展示紹介 座長: 福田 豊 (九州工業大学)

12:00 – 13:30 昼休み (IOT研究会運営委員会)

13:30 – 14:45 [セッション2] 座長: 嶋田 創 (名古屋大学)

  1. CP-ABEを用いたVDIの使用権限委譲機構の開発
    ◎林 健汰, 加森 剛徳, 前田 香織 (広島市立大学), 近堂 徹, 相原 玲二 (広島大学)
  2. 属性ベース暗号による認証を用いたグローバルライブマイグレーション支援システムの開発
    ◎加森 剛徳, 林 健汰, 前田 香織 (広島市立大学), 近堂 徹, 相原 玲二 (広島大学)
  3. 作業手順書に基づいたネットワーク機器設定における入力コマンドのダブルチェックを可能とする設定補助システム
    ◎長谷川 太一, 井口 信和 (近畿大学)

14:50 – 15:20 [ライトニングトーク] 座長: 池部 実 (大分大学)

  • LT発表
  1. ○山之上 卓 ボットコンピューティング 2017
  2. ○須賀 祐治 ビットコイン取引所口座ログインは安全か?TLS設定状況から見えてくること 
  3. ○大森 幹之 インシデント初動対応の効率化
  4. ○堀 真寿美, 小野 成志 脱学校化社会への道『学習経済』

15:20 – 15:40 休憩

15:40 – 16:30 [記念講演] 座長: 宮下 健輔 (京都女子大学)

  1. [記念講演] インターネットと運用技術と私
    ◯松浦 敏雄 (大阪市立大学)

16:30 – 17:30 [パネルセッション]

  1. [パネル] インターネットと運用技術の過去と未来
    パネラー: 松浦 敏雄 (大阪市立大学), 藤村 直美 (九州大学), 相原 玲二 (広島大学), 山之上 卓 (福山大学), 岸場 清悟 (広島大学), 山井 成良 (東京農工大学), 宮下 健輔 (京都女子大学)
    コーディネータ: 坂下 秀 (アクタスソフトウェア)

18:30-20:30【懇親会】

懇親会のご案内はこちらです。

2017年12月8日 (金) 2 日目 (企業展示: 9:30-14:15)

9:30 – 11:10 [セッション3] 座長: 林 治尚 (兵庫県立大学)

  1. 九州工業大学における情報セキュリティ対策の取り組みについて
    ◯中村 豊, 佐藤 彰洋, 福田 豊, 和田 数字郎 (九州工業大学)
  2. 大学向けリスクベース認証アルゴリズムの検討
    ◎仲山 悠也, 笠原 禎也, 高田 良宏, 松平 拓也, 東 昭孝 (金沢大学)
  3. ブロードキャストの伝播を最小化する中・大規模無線LANネットワーク構成の検討
    ◯入江 智和 (鹿児島高専)
  4. ブロックチェーンを利用した非集中型学習支援システムの検証
    ◯堀 真寿美, 小野 成志 (CCC-TIES), 山地 一禎 (国立情報学研究所), 宮原 大樹 (山梨大学), 宮下 健輔 (京都女子大学), 坂下 秀 (アクタスソフトウェア), 喜多 敏博 (熊本大学)

11:10 – 12:35 昼休み

12:35 – 13:50 [セッション4] 座長: 吉田和幸(大分大学)

  1. スケールアウト可能なログ検索エンジンの実現と評価
    ◎阿部 博 (IIJイノベーションインスティテュート/JAIST/情報通信研究機構), 篠田陽一 (JAIST)
  2. ディスプレイネームをユーザ認証に利用したなりすましメール送信防止システムの試作
    ◎王 建人 (東京農工大学), Natthamon Pongchanchai (Mahidol University), 山井 成良, 北川 直哉 (東京農工大学), Vasaka Visoottiviseth (Mahidol University)
  3. FastContainer: 実行環境の変化に素早く適応できる恒常性を持つシステムアーキテクチャ
    ◯松本 亮介, 近藤 宇智朗, 三宅 悠介 (GMOペパボ), 力武 健次 (GMOペパボ/力武健次技術士事務所), 栗林 健太郎 (GMOペパボ)

13:50 – 14:15 休憩

14:15 – 15:15 [招待講演] 座長: 山之上 卓 (福山大学)

  1. [招待講演] 大規模災害時のDMAT医療支援に必要な情報通信インフラ運用について
    ◯大野 龍男, 小井土 雄一, 近藤 久禎, 市原 正行 (独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター)

15:15 – 15:50 [学生パネルセッション]

  • IOTS2017会場ネットワークの設営を振り返る
    • パネラー: IOTS2017会場ネットワークの設営に参加した学生のみなさん
    • コーディネータ: 中山 貴夫 (京都女子大学)

15:50 – 16:10 クロージング

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第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)参加申し込み

第 10 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2017) の参加申込みに関するご案内です。

参加申込みは情報処理学会のページからお願いいたします。

参加費は以下の通りです。すべて論文集、消費税込の価格です。

  • 情報処理学会正会員: 8,000円
  • IOT研究会登録会員: 5,000円
  • 情報処理学会学生会員: 0円
  • 後援団体会員: 8,000円
  • 後援団体学生会員: 参加費 0円
  • 非会員: 12,000円
  • 学生非会員: 1,000円

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第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)ライトニングトーク(LT)発表募集

IOTS2017でのライトニングトーク(LT)の募集案内です。LT発表の募集を締め切りました。

IOTS2017では,ライトニングトークを開催することになりました。
ライトニングトークは,予稿なしの発表時間5分となります。

ライトニングトークでは,現在研究中の内容を発表していただき,
懇親会などで,議論するためのきっかけとすることを目的としております。

発表時間5分で,質疑の時間はございません。
その代わりに,参加者と懇親会等でぜひ
ライトニングトークでの発表内容を議論していただきたいと考えております。

ライトニングトークでの発表申し込み,メールにて受け付けます。

  • 申込先: IOTS2017プログラム委員会 iots2017 _at_ mail.iot.ipsj.or.jp (_at_ は@に置き換えてください)
  • 〆切: 12月1日(金) 17:00
  • 申込内容:
    • LTタイトル
    • 発表者氏名
    • 発表者連絡先(メールアドレス)

ライトニングトークはお一人様1件までとさせていただきます。

ただし,発表件数には限りがありますので,先着順で受け付けいたします。
期日より前に,発表件数に達した場合は発表をお断りすることがあります。

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第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)企業展示・協賛募集要項

受付を終了しました.多数のお申し込みありがとうございました.

平成 29 年 7 月 19 日

インターネット・情報システム関連企業各位

情報処理学会インターネットと運用技術研究会
主査 宮下健輔 (京都女子大学)
インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2017)
実行委員長 久保田真一郎 (熊本大学)
プログラム委員長 池部実 (大分大学)

第 10 回 インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2017)
〜レジリエントな情報システムの構築による運用技術の強靱化を目指して〜
シンポジウムへの協賛のお願い

拝啓

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は学会活動に際し格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

情報処理学会インターネットと運用技術 (IOT) 研究会は、インターネットの基盤を支える各種技術および情報システムの運用に関する理論と事例・ベストプラクティス、ネットワークアプリケーションや応用事例、組織における業務の IT 化とその統制、さらにネットワーク社会のさまざまな現象やその社会科学的考察といった幅広い内容の研究、技術の発展および普及、ならびに研究者、技術者相互の連絡および協力を促進することを目的として活動しています

IOT 研究会ではこのたび、第 10 回となるインターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2017) を次のようなテーマで開催いたします。

  • レジリエントな情報システムの設計・構築・運用技術
  • サイバー攻撃に強い情報システムの構築評価手法
  • 災害に強い情報システムの構築運用技術
  • 情報システムにおける費用対効果の評価手法
  • 人工知能技術を取り入れた情報システム運用技術

本シンポジウムは、サイバー社会の基盤たるインターネットと情報システムの運用技術に関する貴重な研究発表の場として、実務に携わる多くの研究者・技術者の参加が見込まれます。本シンポジウムに、是非貴社のご協賛をお願いしたく存じます。詳細につきましては以下をご参照下さい。

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

敬具

開催概要

  • 名称: 第 10 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2017)
  • 主催: 情報処理学会インターネットと運用技術 (IOT) 研究会
  • 後援:
    • 熊本大学
    • 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ (IA) 研究会
    • ACM SIGUCCS Tokyo Chapter
  • 日時: 平成 29 年 12 月 7 日 (木), 8 日 (金)
  • 会場: 熊本市国際交流会館 (熊本県熊本市) 6 階ホール
  • 発表件数: 約 20 件 (予定。招待講演を除く)
  • 参加人員: 約 70 名 (予定)

詳しくは IOTS2017ホームページをご覧ください。

協賛概要

期間中の企業展示

1 社 7 万円 (税込) です。20 社程度を予定しております。

企業展示会場 (6 階ロビー) において、期間中展示スペースを準備します。1 社あたりの展示スペースは 1.8 m × 1.8 m で、パネル、机と椅子を貸し出しいたします。また展示スペースには商用電源およびインターネットアクセス (無線・有線) 環境を提供致します (容量等は事前にご相談ください)。さらに 1 日目には参加者に展示内容をご紹介いただく時間 (1 社 1 分程度) を設けます。また、PowerPoint から出力された 30 秒以内の MP4 ムービーをご用意いただけますと、シンポジウム会場内で休憩時間等に投影いたします (投影順、回数はご一任ください)。展示期間は 1 日目 10:00 ~ 18:00、2 日目 10:00 ~ 15:00 を予定しています。

パンフレット等の配布

1 口 2 万円 (税込) です。

当日、出展されない企業様向けです。企業展示会場内にパンフレット等を陳列する専用台を設置し、参加者が自由に閲覧・持ち帰りできることを案内いたします。パンフレットは A4 サイズ以内、1 口あたり 2 つまでとします。試用版 CD/DVD-ROM、ノベルティなども 1 つとして扱います。ただし、角 2 サイズ以内の封筒にあらかじめ複数のパンフレットやノベルティなどを封入したものは、1 つとして扱います。

なお、協賛いただいた企業・団体様の名称は IOTS2017 ホームページ内に掲載し、ご指定のページにリンクを設定させていただきます。

協賛申込〆切

平成 29 年 9 月 30 日 (土)

受付を終了しました.多数のお申し込みありがとうございました.

※申し込み数に達し次第締め切らせていただきます。

本件に関するご質問・お問合せ

IOTS2017 実行委員会 (担当: 九州工業大学 情報科学センター 福田 豊)

メールアドレス: iots2017 -at- mail.iot.ipsj.or.jp (-at- を @ に置き換えて下さい)

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第10回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2017)論文募集

シンポジウムへの論文募集案内です。受け付けは終了致しました。多数のご投稿ありがとうございました。

スケジュール

  • 投稿締切: 平成 29 年 9 月 19 日 (火) 23:59 (JST) に延長しました!
  • 採否通知: 平成 29 年 10 月 23 日 (月) 以降のできるだけ早い時期
  • 最終原稿提出締切: 平成29年 11 月 13 日 (月)

表彰・冠賞

本シンポジウムでは、優秀な発表に対する表彰制度を設けております。従来の表彰制度に加え、協賛企業によるスポンサーシップのもと、特定分野の優れた論文に対して表彰を行う「冠賞」をIOTS2016に引き続き導入します。

冠賞

IOTS2017冠賞を紹介します(申し込み順)。冠賞は,協賛企業により授賞対象者を決定いたします。

  • IOTS2017 アリスタネットワークス賞
    • 対象領域: クラウド・ネットワークの性能、運転状態やトポロジ状態の可視化など運用領域に適用できるもので、創意工夫のある内容と認められるもの。
    • 賞品:
      • Google Home
  • IOTS2017 パロアルトネットワークス賞
    • 対象領域: ネットワークセキュリティレベル向上や自動化による運用軽減などに関する研究
    • 賞品: 次世代ファイアウォールPA-220(1年間のフルサブスクリプションライセンス付)(入手が困難であった場合には、代替品をご提供させていただく場合がございます)
  • IOTS2017 PTCジャパン賞
    • 対象領域: IoTを使ったスマートシティ(AR/VRも含めれば,なおOK)
    • 賞品: PTC ThingWorx(IoTプラットフォーム クラウド込み)の年間使用権
  • IOTS2017 シスコシステムズ賞
    • 対象領域: 通信機器に対するプログラミング技術の適用
    • 賞品: プログラミングの学習や簡単なアプリ構築を気軽にお楽しみ頂けるプラットホームとしてのMini PCキット

投稿フォーマット

インターネットと運用技術シンポジウムでは、論文投稿およびその査読をスムーズに行うために EasyChair を利用しております。投稿の仕方について説明します。

  1. IOTS2017 の投稿ページ にアクセスします。
  2. 既にアカウントがある場合にはそのアカウントでログインして下さい。アカウントがない場合にはアカウントを作成し、ログインして下さい。”New Submission for IOTS 2017″ という表示のあるページが論文投稿用のページとなります。
  3. 入力する論文情報の言語は、論文の記述言語に従います。和文の論文を投稿する場合は著者情報も和文で、英文の論文を投稿する場合は著者情報も英文で記載して下さい。
    • 第一著者の情報を “Author 1” に記入して下さい。必須情報は First name, Last name, Email, Country, および Organization です。
    • 少なくとも 1 人の著者が必要であり、共著者がいる場合は Author 2 以降に共著者情報を記入して下さい。”Click here to add more authors” を押せば共著者情報の入力欄を増やすことができます。
    • “corresponding author” のチェックボックスを ON にすると、その著者あるいは共著者が連絡担当者となります。
    • 論文のタイトルを “Title” に、概要を “Abstract” を入力して下さい。HTML タグは使えません。
    • 論文のキーワードを 3 つ以上、”Keywords” に入力して下さい。1 行で 1 キーワードを入力して下さい。コンマ区切りではありません。
  4. “Uploads” で PDF 形式の論文ファイルを選択します。論文ファイルを指定しなくとも Submit は出来ますが、〆切以降のアップロードは認めません。
    • PDFファイルは20MBまでアップロード可能です。
  5. “Submit” ボタンを押して登録して下さい。確認ページが表示されましたら投稿手続きは完了です。入力項目に不足していると訂正を求められますので指示に従って下さい。受領確認のメールが連絡先著者 (corresponding author のチェックが入った著者) の電子メールアドレス宛てに届きます。

照会先

  • 論文投稿に関する照会先: iots2017-at-mail.iot.ipsj.or.jp (-at- を @ に置き換えて下さい)
  • その他に関する照会先: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F (社) 情報処理学会シンポジウム係
    E-mail: sig-at-ipsj.or.jp (-at- を @ に置き換えて下さい)

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平成 28 年度 第 4 回 (IOT 通算第 36 回) 研究会

平成28年度第4回 (IOT通算第36回) 研究会が開催されます。

情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT)、電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会 (IA)、電子情報通信学会技術と社会・倫理研究会 (SITE) による合同研究会を以下の要領で開催致します。つきましては発表論文を募集しますので奮って御応募下さい。

CFP

このイベントの詳細情報…

内容研究会
日時2017年03月03日 10時00分 から
2017年03月04日 17時00分
場所カルチャーリゾート フェストーネ (沖縄県宜野湾市)
イベントをカレンダーに追加vCal
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第9回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2016)プログラム

第 9 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2016) のプログラムです.

※論文発表 (発表20分・質疑応答5分),WIP発表 (質疑応答含め15分).

◯および◎が発表者を表し,◎が学生であることを示す.

2016年12月1日(木) 1日目 (企業展示: 11:30-16:45)

09:30 開会

9:45-10:15【Work in Progress セッション1】座長: 柏崎 礼生 (大阪大学)

  1. [WIP] 熱力学と情報理論でのエントロピー概念の統一
    ○得丸 久文
  2. [WIP] 道元が道元和尚廣録と正法眼蔵に施した誤り防止符号
    ○得丸 久文

10:15-11:30 【セッション1:】座長: 前田 香織 (広島市立大学)

  1. 定量的な評価に基づく組織内仮想化基盤の増強設計
    ○柏崎 礼生, 藤本 祥人, 宮永 勢次, 森原 一郎 (大阪大学)
  2. 全学ネットワークログの蓄積・参照システムの実装と評価
    ○近堂 徹, 田島 浩一, 岸場 清悟, 吉田 朋彦, 岩田 則和, 西村 浩二, 相原 玲二 (広島大学)
  3. 広域分散仮想化環境の展開・運用・管理コストの定量的評価
    ○柏崎 礼生 (大阪大学), 北口 善明 (金沢大学), 市川 昊平 (NAIST), 近堂 徹 (広島大学), 中川 郁夫 (大阪大学/インテック), 菊池 豊 (高知工科大学), 下條 真司 (大阪大学)

11:30-12:15 展示企業紹介 座長: 池部 実 (大分大学)

12:15-13:45 昼休み (IOT研究会運営委員会)

13:45-15:00【セッション2: 】座長: 齊藤 明紀 (鳥取環境大学)

  1. MACフレーム情報を用いた無線LANの通信品質推定とネットワーク監視への応用
    ◎新谷 隆文, 前田 香織 (広島市立大学), 北口 善明 (金沢大学)
  2. ネットワーク災害訓練のシナリオ記述コストを低減するインターフェイスの設計と実装
    ○柏崎 礼生 (大阪大学), 西内 一馬 (株式会社シティネット), 北口 善明 (金沢大学), 市川 昊平 (NAIST), 近堂 徹 (広島大学), 中川 郁夫 (大阪大学/インテック), 菊池 豊 (高知工科大学)
  3. DMZネットワークのサーバ管理者自身による脆弱性診断
    ○村上 直, 湯浅 富久子, 金子 敏明 (KEK)

15:00-15:15 休憩

15:15-16:30【セッション3: (学生セッション)】座長: 鈴木 聡 (KEK)

  1. ARを用いたネットワーク機器の設定情報可視化システムの開発
    ◎長谷川 太一, 井口 信和 (近畿大学)
  2. イベントネットワークにおけるsyslogを用いた異常検知手法の提案と実データを用いた評価
    ◎阿部 博 (JAIST/IIJイノベーションインスティテュート), 敷田 幹文 (高知工科大学)
  3. SMTPAUTHに対するパスワードクラッキング攻撃におけるデータサイズを用いた検知システムPASSPIEの提案と評価
    ◎清水 光司, 池部 実, 吉田 和幸 (大分大学)

16:30-16:45 休憩

16:45-17:15【Work in Progress セッション2】座長: 石橋 勇人 (大阪市立大学)

  1. [WIP] インターネット上のWikiページ上でエッジ側端末のI2Cデバイスの設定と入出力を可能とするIoTシステムの試作
    ○山之上 卓 (福山大学)
  2. [WIP] 広域分散センサ群を対象としたIoTテストベッドの設計
    ○寺田 直美 (情報通信研究機構), 齋藤 修一 (情報通信研究機構/日本電気), 河合 栄治 (情報通信研究機構)

17:15-18:00【招待講演1】座長: 松本 亮介 (GMOペパボ株式会社)

  • サーバモニタリング向け時系列データベースの探究
    ○坪内 佑樹 (はてな)

18:30-20:30【懇親会】

懇親会のご案内はこちらです。

2016年12月2日 (金) 2 日目 (企業展示: 9:30-14:45)

09:45-11:00【セッション4 (学生セッション)】座長: 嶋田 創 (名古屋大学)

  1. ホップバイホップ方式およびオーバーレイ方式に対応したOpenFlowネットワーク移行支援システム
    ◎野村 圭太, 谷口 義明, 井口 信和 (近畿大学), 渡辺 健次 (広島大学)
  2. OpenFlowによるフローの初期部分を対象としたミラーリングシステムの実装
    ◎清水 貴弘, 北川 直哉, 山井 成良 (東京農工大学)
  3. Wikiページに書かれたR言語のプログラムによるデータ解析を可能にしたIoTシステムの試作
    平田 篤, ◎藤田 健吾, 伊勢本 和広, 山之上 卓 (福山大学)

11:00-11:15 休憩

11:15-12:15【基調講演】座長: 安東 孝二 (株式会社mokha)

  • 運用自動化に向けての現場からの課題
    ○石田 慶樹 (日本ネットワークイネイブラー)

12:15-13:45 昼休み (IOTS2016プログラム委員会)

13:45-14:30【Work in Progress セッション3】座長: 萩原 威志 (新潟大学)

  1. [WIP] ブロックチェーンを利用した非集中型学習プラットフォームCHiLOの開発
    ○堀 真寿美, 小野 成志 (CCC-TIES), 坂下 秀 (アクタスソフトウェア), 宮下 健輔 (京都女子大学)
  2. [WIP] IPネットワーク構築演習支援システムにおける協調学習エージェントの検討
    ◎烏野 貴也, 谷口 義明, 井口 信和 (近畿大学)
  1. [WIP] 施設園芸を対象としたDTNによる農業情報管理システムの検討
    ◎田端 央, 井口 信和 (近畿大学)

14:30-14:45 休憩

14:45-15:45【Work in Progress セッション4】座長: 北口 善明 (金沢大学)

  1. [WIP] 特徴量抽出と変化点検出に基づくWebサーバのリソースの自律制御アーキテクチャ
    ○松本 亮介, 栗林 健太郎 (GMOペパボ)
  2. [WIP] 利用者の活動を考慮したHTTPのログ解析によるウィルス通信検出の試み
    ◎東 悠樹, 鳩野 逸生 (神戸大学)
  3. [WIP] 自動投入を目的とした全学ファイアウォールのACLポリシー組成
    ○嶋田 創, 山口 由紀子, 加藤 芳秀, 渥美 紀寿, 田上 奈緒, 太田 芳博, 石原 正也, 中務 孝広, 川田 良文 (名古屋大学)
  4. [WIP] レピュテーションサービスと連動して送信元を変化させるメールサーバの提案
    ◎石橋 由子, 桝田 秀夫 (京都工芸繊維大学)

15:45-16:00 休憩

16:00-16:35 【学生パネルセッション】 座長: 坂下 秀 (アクタスソフトウェア)

16:40-17:10 【Work in Progress セッション5】座長: 吉田 和幸 (大分大学)

  1. [WIP] 次世代ファイアーウォール機器の評価検証について
    ○中村 豊, 佐藤 彰洋 (九州工業大学)
  2. [WIP] Modification of IP Address Management Database with Network Access Authentication
    ○Kazuyuki Miyakita, Kazuyuki Yamamoto, Shigeyoshi Aoyama, Kenji Mikawa (Niigata University)

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第9回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2016)

2016年12月1日(木)~12月2日(金)に,福山大学宮地茂記念館(広島県福山市)で開催致する第9回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2016)の情報です。

開催案内
第 9 回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です。開催趣旨、会場などを記載しています。

プログラム
第 9 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2016) のプログラムです.

企業展示紹介
企業展示紹介ページ

参加申込み
第 9 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2016) の参加申込みに関するご案内です。

懇親会のご案内
12/1 (木) 18:30~ 懇親会を予定しております。申込み受付を終了いたしました。

IOTS2016懇親会のご案内
IOTS2016懇親会のご案内です。

論文募集
シンポジウムへの論文募集案内です。受け付けは終了致しました。多数のご投稿ありがとうございました。

企業展示・協賛募集要項
受付を終了しました.多数のお申し込みありがとうございました.

Work in Progress (WIP) セッションの発表募集
WIP セッションの案内です。受け付けは終了致しました。多数のご投稿ありがとうございました。

WIPセッション発表用テンプレート
WIPセッションでの発表申込み用のLaTeXサンプルファイル、LaTeXスタイルファイルを配布するフォルダです。

表彰(優秀論文賞・優秀プレゼンテーション賞・優秀学生賞・学生奨励賞・冠賞) -IOTS2016-
本シンポジウムでは、優秀な発表に対する表彰制度を設けております。従来の表彰制度に加え、協賛企業によるスポンサーシップのもと、特定分野の優れた論文に対して表彰を行う「冠賞」を今年度から導入しました。

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第9回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2016)開催案内

第 9 回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です。開催趣旨、会場などを記載しています。

日程・会場

  • 日程: 2016 年 12 月 1 日 (木) 〜 2 日 (金)
  • 会場: 福山大学 宮地茂記念館 (広島県福山市) 9F

開催の趣旨

インターネット上では多種多様なサービスが提供されている。このサービスを提供し続け、ユーザに届けることを運用と呼ぶ。サービスが複雑・多様化すれば運用コストは肥大する。このコストを運用担当者の人的犠牲により「なんとか」してしまうことが「運用でカバーする」と揶揄される。日本では大規模構造物を建造する際に、破壊されないことを祈願して人身御供 (人柱) を捧げる伝統があるが、現在のインターネットの一部はこのような運用担当者の人柱の上に成立する前時代的で野蛮な構造物と言うことができる。

運用担当者を人柱となることから救う方法の一つが運用自動化である。運用の制御構造における閾値を明らかにすることにより、人は機械にその仕事を委託することができる。機械学習や深層学習により、この閾値を明らかにすることをも機械に委託することが可能となることも期待される。不快な卑しい仕事をやる必要がなくなるのは、人間にとってひじょうな福祉かもしれないが、あるいはそうでないかもしれない。しかし機械に仕事を委託することにより空いた時間を人間が他のことに使うことができるのは事実である。

本シンポジウムは、インターネットやネットワークのサービスの運用の定量的な評価を通じて、積極的に制御構造を計算機に委託することで人間の生産性を向上させ社会全体の収穫加速に結びつけることを目的とする。

テーマ

  • ネットワークサービスの運用自動化
  • ネットワークサービスの運用の定量的評価
  • セキュリティマネジメント、ポリシーマネジメントの定量的評価
  • 情報システムの設計・構築・運用の定量的評価

主催・後援

  • 主催: 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会
  • 後援: 福山大学, 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 (IA), ACM SIGUCCS Tokyo Chapter

参加費

  • 正会員: 8,000円 (※後援団体会員は正会員として扱います)
  • 研究会登録会員: 5,000円
  • 学生会員: 無料
  • 非会員: 12,000円
  • 学生非会員: 1,000円

プログラム委員会

  • 委員長: 柏崎 礼生 (大阪大学)
  • 委員: 石島 悌 (大阪府立産業技術総合研究所), 石橋 勇人 (大阪市立大学), 今泉 貴史 (千葉大学), 大谷 誠 (佐賀大学), 岸塲 清悟 (広島大学), 北口 善明 (金沢大学), 坂下 秀 (アクタスソフトウェア), 佐藤 聡 (筑波大学), 林 治尚 (兵庫県立大学), 宮下 健輔 (京都女子大学), 松本 直人 (トヨタIT開発センター), 桝田 秀夫 (京都工芸繊維大学), 村上 登志男 (学習院大学), 山井 成良 (東京農工大学)

実行委員会

  • 委員長: 山之上 卓 (福山大学)
  • 委員: 池部 実 (大分大学), 佐藤 聡 (筑波大学), 村上 登志男 (学習院大学), 渡辺 健次 (広島大学)

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