— カテゴリ: シンポジウム
第8回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です.開催趣旨,会場などを記載しています.
主催:情報処理学会 インターネットと運用技術(IOT)研究会
後援:千葉大学
電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ(IA)研究会
ACM SIGUCCS Tokyo Chapter
開催趣旨
近年,クラウドコンピューティングの隆盛やセンシングネットワークの勃興に伴い,運用管理の主体と管理対象のネットワーク機器との距離がどんどん離れています.特にコンピュータの小型化や性能向上により,センサーデバイスなどがネットワークを介して相互接続するモノのインターネット(IoT: Internat of Things)が広く普及をはじめました.
IoTで利用されるセンターデバイスの多くは,安価であることが要求されつつ省電力化や小型化などの制約があります.そのため,必ずしも一般的なネットワーク機器と同等の機能を有しておらず,従来と同じ管理手法やセキュリティ対策が適用できない場面が増えました.この他にもスマートフォンに代表されるスマートデバイスも多くのネットワークに接続されていおり,多種多様なネットワーク機器に対する対策が必要となっています.
本シンポジウムは,このような多種多様で多数の対象(ネットワーク機器および利用者)に対してどのような留意が必要か,どのような運用手法が効率的であるか等を議論し,社会基盤の一つであるインターネットの安定的な構築や運用およびその研究に寄与することを目的とします.
テーマ
本シンポジウムでは,以下の内容を主として取り扱います.
- 安価なネットワーク機器に対するセキュリティ技術および運用管理技術
- 多種多様な計算機システムおよびネットワークシステムの評価技術
- セキュリティを考慮した計算機システムおよびネットワークシステムの構築運用技術
- 高度なセキュリティを実現する運用管理方針および手順の設計構築手法
- クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管理技術
- SNS,P2P,ファイル共有など資源共有手法の運用管理技術
- トラヒック解析,負荷分散技術,IX運用技術
- 新しい計算機システムの構築運用技術
会場および日程
平成27年11月26日(木曜日),27日(金曜日)
千葉大学 [西千葉キャンパス](〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33)
工学系総合研究棟2 コンファレンスルーム
参加費(電子版論文集代込み)
正会員:8,000円
研究会登録会員:5,000円
学生会員:無料
非会員:12,000円
学生非会員:1,000円 ※後援団体会員は正会員として扱います
プログラム委員会
委員長:北口 善明(金沢大学)
委員:安東 孝二(mokha),小野 成志(武蔵学園),柏崎 礼生(大阪大学),久保田 真一郎(宮崎大学),坂下 秀(アクタスソフトウェア),萩原 威志(新潟大学),藤枝 俊輔(東京大学),松本 直人(さくらインターネット),村上 登志男(学習院大学),山井 成良(東京農工大学)
実行委員会
委員長:今泉 貴史(千葉大学)
委員:池部 実(大分大学:展示担当),佐藤 聡(筑波大学),土屋 英亮(電気通信大学),宮下 健輔(京都女子大学)
会場ネットワーク構築・運用
坂口 成実(京都女子大学3回生),冨永 紗世(京都女子大学3回生),坂口 和也(広島市立大学大学院M1),藤本 大地(広島市立大学大学院M1),後藤 孔(広島大学大学院M1),吉原 和明(広島大学大学院M1)