第7回インターネットと運用技術シンポジウムの開催案内です.開催趣旨,会場などを記載しています.
第7回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2014)~ビッグデータ時代のインターネットの運用管理と多様なサービスを考える~
主催:情報処理学会 インターネットと運用技術(IOT)研究会
協賛:電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ(IA)研究会
開催趣旨
近年,簡易投稿サービスやSNS等誰もが気軽に情報発信できるサービスが増加し,コンピュータの小型化やスマートフォン,タブレット端末の普及と相まって利用者が急増しています.また,センサーネットワークをはじめとするいわゆるIoT (Internet of Things)やM2M (Machine to Machine) の発達により,そのようなインターネットサービスの利用形態も多種多様化しています.
現在インターネット上にはこれらのサービスによって生成される多様で膨大な量のデータ (いわゆるビッグデータ) が行き交っています.ビッグデータの活用により,個々人のニーズに合ったサービスの提供,気象予測への応用など,様々なサービスや産業が創出されています.一方でビッグデータは,その誤用や悪用によりプライバシーの侵害や企業・社会へ甚大な被害をもたらす可能性もはらんでいます.
本シンポジウムは,ビッグデータを安全に活用しつつサービスを提供することの可能性や具体的な手法,ビッグデータの内包する脅威に対してどのように対応すべきか等を議論し,社会基盤としてのインターネットの構築,運用や研究に寄与することを目的とします.
テーマ
本シンポジウムでは,以下の内容を主として取り扱います.
- ビッグデータを考慮した計算機システムおよびネットワークシステムの構築運用技術
- ビッグデータを活用した多様なサービスの構築運用技術
- ビッグデータを収集・活用することによる各種問題へのアプローチ
- セキュリティを考慮した計算機システムおよびネットワークシステムの構築運用技術
- 高度なセキュリティを実現する運用管理方針および手順の設計構築手法
- クラウドコンピューティングを支える仮想化システムの運用管理技術
- SNS、P2P、ファイル共有など資源共有手法の運用管理技術
- トラヒック解析、負荷分散技術、IX運用技術
- 新しい計算機システムの構築運用技術
- 多様な計算機システムおよびネットワークシステムの評価技術
会場および日程
2014年12月4日(木曜日)、5日(金曜日)
立命館大学プリズムホールおよびユニオンスクエア [びわこ・くさつキャンパス](〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1)http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_bkc_j.html
参加費(電子版論文集代込み)
正会員:8,000円
研究会登録会員:5,000円
学生会員:無料
非会員:12,000円 学生非会員:1,000円
プログラム委員会
委員長:村上登志男(学習院大学)
委員:石島悌(大阪府立産業技術総合研究所),石橋勇人(大阪市立大学),柏崎礼生(大阪大学),北口善明(金沢大学),坂下秀(アクタスソフトウェア),佐藤聡(筑波大学),中村豊(九州工業大学),林治尚(兵庫県立大学),桝田秀夫(京都工芸繊維大学),松本直人(さくらインターネット),宮下健輔(京都女子大学),山井成良(東京農工大学)
実行委員会
委員長:上原哲太郎(立命館大学)
委員:池部実(大分大学,展示担当),石島悌(大阪府立産業技術総合研究所),石橋勇人(大阪市立大学),柏崎礼生(大阪大学),坂下秀(アクタスソフトウェア),林治尚(兵庫県立大学),桝田秀夫(京都工芸繊維大学),宮下健輔(京都女子大学)