2023年3月15日(水)〜17日(金)の日程でハイブリッドで開催されたIOT60研究会(電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会(IA),電子情報通信学会技術と社会・倫理研究会(SITE)との連催,情報処理学会オープンサイエンスと研究データマネジメント(RDM)研究グループとの共催)の開催報告および論文募集,今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします.
IOT60開催報告
今回の研究会は前橋工科大学にて現地開催し,オンラインも併用するハイブリッド開催となりました.研究会は3日間開催され,一般講演が35件,SITEシンポジウム招待講演4件でプログラムが構成され,slackも合わせて活発な議論が行われました.現地参加者はIOT研究会が45名,IA研究会とSITE研究会あわせて29名,オンライン参加者は142名でした.
研究会終了後には,優秀学生賞として以下の1件が表彰されました.
- 出口 弘大 (京都工芸繊維大学)「共有リモートファイルシステムを用いたコンテナイメージ提供システムの実現とその性能評価」
また,学生奨励賞として以下の7件が表彰されました.
- 金森 勇介 (東京大学)「非中央集権型向けのモデル更新履歴を用いた連合学習手法および実用的なフレームワークの設計」
- 新田 耕大 (福山大学)「簡単なホモグラフ攻撃検知システムの実現」
- 新井 凪 (信州大学)「モデル駆動型ネットワーク機器設定支援アプローチ」
- 福原 悠真 (大分大学)「複数OpenFlowスイッチ環境のフロー統計情報を用いた横展開検知手法の提案」
- 島袋 健大 (東京農工大学)「DoT対応権威サーバを用いた名前解決における証明書のキャッシュによる高速化」
- 趙 彦博 (関西大学)「DDoS検出のための畳み込みニューラルネットワークの軽量化手法について」
- 志智 友海 (京都女子大学)「自己対話を目的とした居住空間内行動センシングによる鑑賞型ライフログシステム」
今後の研究会・シンポジウム(IOT研究会関連)
論文募集:論文誌「well-beingなネットワーク環境構築のためのインターネットと運用技術」特集
- 投稿締切:2023年05年15日(月)
- 発行日:2024年03月
発表募集:第62回インターネットと運用技術研究会(IOT62)
- 開催場所:長崎市内(調整中)
- 開催日:2023年07月04日(火)
- 発表申込締切:2023年05月上旬(予定)
今後のイベント
- IOT61@高知工科大学 永国寺キャンパス,2023年05月11日(木)~12日(金)
- IOT62@長崎市内,2023年07月04日(火)(JANOG52 meeting(07月05日(水)~07日(金))
- DICOMO2023@富山国際会議場,2023年07月05日(水)~07日(金)
- IOT63は2023年9月に「地方」で開催する予定です
- IOT64はRDM研究グループと共催,IA研究会・SITE研究会と連催で実施する予定です. 2024年03月12日(火)~14日(木)@沖縄(計画中).
謝辞
下記の方々をはじめ関係各位に感謝いたします.
- PC:山本 寛 さん(立命館大学/IA),櫻田 武嗣 さん(AWS/IOT),宮下 健輔 さん(京都女子大学/IOT)
- LA:三河 賢治 さん(前橋工科大),浜元 信州 さん,小川 康一 さん(群馬大学)