平成 30 年度 第 4 回 (IOT 通算第 44 回) 研究会プログラム

IOT44は情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT)、電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会 (IA)、電子情報通信学会技術と社会・倫理研究会 (SITE) による合同研究会です。

トピック

インターネット,システム運用技術,管理システム,情報倫理教育,一般

日程

2019 (平成 31) 年 3 月 7 日 (木) ~ 8 日 (金)

開催場所

ホテルグランドエクシブ鳴門&ザ・ロッジ
(〒771-0376 徳島県鳴門市北灘町折野字上三津167-3)
※ 研究会会場は”ザ・ロッジ (ゴルフのクラブハウス)”になります

連催

Time Table

Day 1 (3/7 (Thu))

時間ミストラル (A)コンペルーム (B)
09:55 – 10:00オープニング
10:00 – 11:40認証・認可マルウェア
13:00 – 13:50プライバシー技術者倫理
14:00 – 15:15権利保護運用管理
15:25 – 16:40国際動向/情報理論コンテナ/エッジ
16:50 – 18:30招待講演
19:00 – 21:00情報交換会

Day 2 (3/8 (Fri))

時間ミストラル (A)コンペルーム (B)
08:30 – 10:10Web技術システム
10:20 – 12:00ブロックチェーンIoT/セキュリティ
13:10 – 14:50TCP/無線LAN仮想通貨/ビットコイン
15:00 – 16:15ダイナミックグラフ/学習
16:15 – 16:35表彰式/クロージング

一般講演は、1件あたり 25分(発表15-20分) の予定です。◯:登壇者(◎は登壇者が学生)

Day 1 (3/7)

オープニング

Session1-A 認証・認可

座長:三島 和宏 (東京農工大学)

  1. ネットワーク管理者によるTLS証明書検証の低コスト化
    ◎森 公希, 居石 峻寛, 大平 健司 (徳島大学)
  2. ユーザの行動パターンに注目した無線LAN利用における認証
    ○八切 有市, 青木 茂樹, 宮本 貴朗 (大阪府立大学)
  3. CP-ABEによる認可機構を備えたクラウドアプリケーション共有基盤の開発
    ​◎加森 剛徳, 前田 香織 (広島市立大学), 近堂 徹, 相原 玲二 (広島大学)

Session1-B マルウェア

座長:山井 成良 (東京農工大学)

  1. Doc2vecによるパラグラフベクトルを用いたマルウェア感染端末の検出
    ○南 辰典, 青木 茂樹, 宮本 貴朗 (大阪府立大学)
  2. 悪性Botnet包囲網のBotによるWannaCryのようなマルウェアの活動検知の試み
    ○山之上 卓, 長副 誉司 (福山大学)
  3. 標的型攻撃におけるマルウェアの波及範囲の推定—感染範囲と経路の特定と可視化方法の開発—
    ◎佐々木 京香, 佐々木 良一, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)
  4. メモリフォレンジックを用いたランサムウェア解析の提案
    ◎深井 亨, 柿崎 淑郎, 廣瀬 幸, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)

Session2-A プライバシー

座長:前田 香織 (広島市立大学)

  1. Tor64/Tor46: アドレス変換機構としてのTorの活用
    佐藤 遼太, ○居石 峻寛, 大平 健司 (徳島大学)​
  2. サイバー保険の調査・分析による加入率向上への提案
    ◎佐久間 朱里, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)

Session2-B 技術者倫理

座長:加藤 尚徳 (KDDI総合研究所)

  1. 大学における消費者教育およびその技術者倫理教育コンテンツ作成と評価
    ​○越智 徹 (大阪工業大学), 大谷 卓史 (吉備国際大学), 杉山 典正, 中西 通雄 (大阪工業大学)
  2. 有事のパーソナルデータIoTサービスのための合意形成の要件​
    ○北村 浩 (摂南大学)

Session3-A 権利保護

座長:山之上 卓 (福山大学)

  1. デジタル遺品に対する外部記憶装置を用いた伝達ツールの開発
    ◎松浦 優志, 佐々木 良一, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)
  2. 高等学校における映像作品制作に関わる権利処理についての課題
    ○池畑 陽介, 杉江 典嗣 (名張高等学校)
  3. 九州大学における要機密情報の保護方法に関する一考察
    ○嶋吉 隆夫, 久志 昇, 笠原 義晃, 藤村 直美 (九州大学)

Session3-B 運用管理

座長:池部 実 (大分大学)

  1. SSH Kernel: Jupyter Notebookでサーバの遠隔運用手順を記述・実行するJupyter拡張の開発
    ○上野 優, 今井 祐二 (富士通研究所)
  2. Notebookを介した作業ノウハウの継承・移転を分析するための基盤
    ○長久 勝, 政谷 好伸 (国立情報学研究所), 谷沢 智史 (ボイスリサーチ), 中川 晋吾 (カラビナシステムズ), 合田 憲人 (国立情報学研究所)
  3. 大規模CBTの実現のための課題と解決策
    ○松浦 敏雄 (大阪市立大学)

Session4-A 国際動向/情報理論

座長:壁谷 彰慶 (東洋英和女学院大学)

  1. いわゆるAIに関する国際規制動向調査報告 ~ ICDPPC2018における議論を中心として ~
    ○加藤 尚徳 (KDDI総合研究所), 鈴木 正朝 (新潟大学/理化学研究所), 村上 陽亮 (KDDI総合研究所)
  2. 諸外国におけるモバイルインフラシェアリングの現状と競争上の課題
    ○山條 朋子 (KDDI総合研究所)
  3. 情報理論的尺度に基づく家族的類似クラスターの順序関係の学習可能性について ~ ベイジアン逆強化学習の報酬を家族的類似度と見做すこととは何か? ~
    ○森住 哲也 (神奈川大学)

Session4-B コンテナ/エッジ

座長:土屋 英亮(電気通信大学)

  1. 分散型データセンターOSを目指したリアクティブ性を持つコンテナ実行基盤技術
    ○松本 亮介・坪内 佑樹・宮下 剛輔(さくらインターネット株式会社):
  2. 動的な機能変更を可能にするエッジコンピューティング基盤の実装と評価
    ◎小林 海・木村 隼人・大東 俊博(東海大学)・渡邉 英伸・相原 玲二・近堂 徹(広島大学):
  3. ネットワークの状況を考慮したコンテナ型コンテンツ配信基盤の検討
    ○中西 建登・大坐畠 智・山本 嶺・加藤 聰彦(電気通信大学):

Session5-B 招待講演

座長:飯田 勝吉 (北海道大学)

  1. 四国アイランドリーグplusのデジタル戦略から見えるスポーツデータの可能性
    ○坂口 裕昭 (四国アイランドリーグplus)

Day 2 (3/8)

Session6-A Web技術

座長:村上 登志男 (学習院大学)

  1. ブラウザの実装の差異を利用したプラットフォーム推定
    ◎眞門 裕伸, 廣瀬 幸, 猪俣 敦夫, (東京電機大学)
  2. 高速Web配信のためのコネクション集約とクロスオリジンサーバプッシュの実現
    ◎澤田 一樹, 北口 善明, 山岡 克式 (東京工業大学)
  3. CRIUを利用したHTTPリクエスト単位でコンテナを再配置できる低コストで高速なスケジューリング手法
    ○松本 亮介 (さくらインターネット), 近藤 宇智朗 (GMOペパボ)

Session6-B システム

座長:安東 孝二 (mokha)

  1. IDベース暗号を用いた実用的電子メールシステムの設計と実装
    ○奥村 泰久, 上原 哲太郎 (立命館大学)
  2. 端末特定のためのログ解析クラウド環境の構築
    ○浜元 信州, 横山 重俊 (群馬大学), 竹房 あつ子, 合田 憲人 (国立情報学研究所)
  3. 複数組織対応属性ベース暗号を用いたファイル共有システムの評価および考察
    ◎石橋 拓哉, 小林 海, 大東 俊博 (東海大学), 土田 光 (日本電気), 金岡 晃 (東邦大学), 柿崎 淑郎 (東京電機大学), 相原 玲二 (広島大学)
  4. ネットブート型シンクライアント群環境におけるOSキャッシュを活用するサーバ負荷分散手法
    ◎深谷 健太, 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)

Session7-A ブロックチェーン

座長:松浦 知史 (東京工業大学)

  1. ブロックチェーンシミュレータとその活用
    ◎青木 優介, 大月 魁, 金子 孟司, 坂野 遼平, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  2. ブロックチェーンネットワークにおける隣接ノード選択方式
    ◎青木 優介, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  3. パブリックブロックチェーンを用いた正誤判定・結果共有システムの提案
    ○金子 雄介, 田中 俊太郎 (三井住友フィナンシャルグループ/日本総研), 木村 智行 (三井住友フィナンシャルグループ), 奥村 潤 (HAW), 長田 繁幸 (日本総研), 安土 茂亨 (chaintope)
  4. ブロックチェーンを使用したクラウド上でのソフトウェア著作権保護システムの提案
    ◎高木 誠也, 柿崎 淑郎, 廣瀬 幸, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)

Session7-B IoT/セキュリティ

座長:松本 亮介 (さくらインターネット)

  1. 動的な解析を用いたマイニングスクリプト検知手法の提案
    ◎飯田 良, 猪俣 敦夫, 廣瀬 幸, 柿崎 淑郎 (東京電機大学)
  2. セキュリティとユーザビリティの両立を目指した仮想デスクトップを用いたサンドボックス利用環境の開発と評価
    ◎渡邉 和祥, 飯田 勝吉, 高井 昌彰 (北海道大学)
  3. スマートウォッチの竜頭型コントローラを用いた暗証番号入力方法
    ○稲村 勝樹, 市村 泰佑 (東京電機大学)

Session8-A TCP/無線LAN

座長:桝田 秀夫 (京都工芸繊維大学)

  1. 任意のプロセスのMPTCPサブフロー情報取得および優先度設定を行うシステムコール群の実装
    ◎佐藤 将斗, 堀込 怜土, 浅倉 龍次, 山井 成良, 北川 直哉 (東京農工大学), 大坐畠智 (電気通信大学)
  2. MPTCPにおけるパス特性を考慮した輻輳制御アルゴリズム選択に関する検討
    ◎鈴東 佑馬, 西村 俊和, 毛利 公一, 瀧本 栄二 (立命館大学)
  3. トラフィック集約点でのTCP解析による無線LANボトルネックの特定
    ○岡田 純代, 李 忠翰, 石原 智宏 (富士通研究所)
  4. WPA2-EnterpriseモードのAPに対するフレーム注入を用いた負荷試験手法
    ◎竹田 智洋, 大平 健司 (徳島大学)

Session8-B 仮想通貨/ビットコイン

座長:佐藤 聡 (筑波大学)

  1. Tangleの分裂攻撃に対する安全性検証
    ◎板倉 悠馬, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)
  2. 仮想通貨取引所におけるマルチシグネチャ対策状況の調査
    ◎増山 裕香, 猪俣 敦夫 (東京電機大学)
  3. ビットコインネットワークに対するリレーネットワークの影響
    ◎大月 魁, 青木 優介, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  4. ビットコインネットワーク上でのデータ伝搬遅延推定
    ◎神田 伶樹, 首藤 一幸 (東京工業大学)

Session9-A ダイナミック

座長:北口 善明 (東京工業大学)

  1. 高頻度な再配置を想定したコンテナマイグレーション機構の実現
    ◎永井 陽太, 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)
  2. OpenFlowを用いた利用者にとって利便性の高い大規模組織向け仮想ネットワーク構成方式の提案
    ◎古賀 歩, 石橋 勇人 (大阪市立大学)
  3. 国際的なオンデマンドネットワークのためのトークンベース認証機構の研究
    ○竹房 あつ子 (国立情報学研究所), 市川 昊平 (奈良先端科学技術大学院大学), 栗本 崇, 合田 憲人 (国立情報学研究所)

Session9-B グラフ/学習

座長:山井 成良 (東京農工大学)

  1. Detouring Skip Graph: 迂回経路を活用する構造化オーバレイ
    ◎金子 孟司, 坂野 遼平, 青木 優介, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  2. ネットワークトポロジに対するK-SVD法による辞書構築の有効性に関する一検討
    村上 龍, ○松尾 涼太郎, 中村 遼, 大崎 博之 (関西学院大学)
  3. 侵入検知システムのためのグラフ構造に基づいた機械学習および可視化
    ○熊谷 将也, 松本 亮介 (さくらインターネット)