平成 29 年度 第 4 回 (IOT 通算第 40 回) 研究会 プログラム

Time Table

Day 1 (3/5 (Mon))

時間Room 1 (100名収容)Room 2 (40名収容)
9:30 – 11:10 (100 min.)なめらか [IOT]動的構成技術 [IOT/IA]
11:10 – 11:20 (10 min.)休憩
11:20 – 12:35 (75 min.)楽しいキャンパスライフ [IOT]認証・検証・暗号 [IA/IOT]
12:35 – 14:05 (90 min.)お昼休みIOT研究会運営委員会
14:05 – 15:45 (100 min.)動的構成可能な基盤を作ってみた [IOT/IA]xCN, DTN [IA]
15:45 – 15:55 (10 min.)休憩
15:55 – 17:10 (75 min.)企画セッション 1
17:10 – 17:20 (10 min.)休憩
17:20 – 18:10 (50 min.)企画セッション 2
18:10 – 18:30 (20 min.)部屋移動、夕食移動

18:30- 情報交換会

Day 2 (3/6 (Tue))

時間Room 1 (100名収容)Room 2 (40名収容)
9:00 – 10:40 (100 min.)法と政策 [SITE/IOT]インシデントレスポンスとダークネット [IOT/IA]
10:40 – 10:50 (10 min.)休憩
10:50 – 12:30 (100 min.)異常検出とその制御 [IOT/IA]リテラシ [SITE/IOT]
12:30 – 13:30 (60 min.)お昼休み合同運営委員会
13:30 – 15:10 (100 min.)品質改善手法 [IOT/IA]ブロックチェーンとその他 [IA/SITE/IOT]
15:10 – 15:20 (10 min.)休憩
15:20 – 16:10 (50 min.)災害回復 [IA/SITE]
16:10 – 16:30 (20 min.)クロージング

Day 1 (3/5)

Session 1A なめらか [IOT]

座長: 松本 亮介 (GMOペパボ)

  1. 大規模システムを対象としたセキュアな監視環境の自動構築及び柔軟な解析環境システムの試作
    ◎出羽 裕一, 桝田 秀夫, 森 真之, 永井 孝幸 (京都工芸繊維大学)
  2. 軽量コンテナに基づく柔軟なホスティング・クラウド基盤の研究開発と大規模・高負荷テスト環境の構築
    ○笠原 義晃 (九州大学), 松本 亮介, 近藤 宇智朗, 小田 知央 (GMOペパボ), 嶋吉 隆夫, 金子 晃介, 岡村 耕二 (九州大学)
  3. 柔軟な応答制御機構を持つDNSサーバファイアウォールの提案と試作
    ◎瀬川 駿, 桝田 秀夫, 永井 孝幸, 森 真幸 (京都工芸繊維大学)
  4. The devices in the Internet are nodes
    ○Hiroki Kashiwazaki (Osaka University)

Session 1B 動的構成技術 [IOT/IA]

座長: 佐藤 聡 (筑波大学)

  1. 学内向けオープンクラウドにおける計算資源の動的な増減への対応手法に関する検討
    ◎永井 陽太, 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)
  2. Towards Self-Optimizing Network: Applying Deep Learning to Network Traffic Categorization and Identification in the Context of Application-Aware Network
    ◎U-CHUPALA PONGSAKORN (奈良先端科学技術大学院大学), 渡場 康弘 (大阪大学), 市川 昊平, 飯田 元 (奈良先端科学技術大学院大学)
  3. ネットワークトポロジに着目した実験用仮想ネットワーク自動構築機構
    ○林 和輝, 渡邊 大記, 近藤 賢郎, 寺岡 文男 (慶應義塾大学)
  4. Literate Computing for Reproducible Infrastructure を用いた WiFi ネットワーク構築手順の作成
    ○長久 勝, 政谷 好伸 (国立情報学研究所), 谷沢 智史 (ボイスリサーチ), 合田 憲人 (国立情報学研究所)

Session 2A 楽しいキャンパスライフ [IOT]

座長: 桝田 秀夫 (京都工芸繊維大学)

  1. SpyGame: BLEビーコンを用いた位置情報利用型ゲームシステムの開発と運用
    ◎富永 聡司, 田口 雄規, 大堀 良介, 落合 智生, 牛丸 恭佑, 大森 夢拓, 梶岡 慎輔, 松尾 啓志 (名古屋工業大学)
  2. BYOD環境整備に向けた無線LAN通信実験
    ○福田 豊, 畑瀬 卓司, 冨重 秀樹, 林 豊洋 (九州工業大学)
  3. 粗い分割のキャンパスネットワークにおけるIPアドレス棚卸作業
    ○鈴木 聡, 村上 直, 湯浅 富久子, 金子 敏明, 中村 貞次, 橋本 清治, 西口 三夫 (高エネルギー加速器研究機構)

Session 2B 認証・検証・暗号 [IA/IOT]

座長: 中村 素典 (国立情報学研究所)

  1. FIDOにおけるオーセンティケータ登録のパスワードフリーな運用に関する設計と実装
    ○居石 峻寛, 大平 健司, 森井 理智, 谷岡 広樹, 佐野 雅彦, 松浦 健二, 上田 哲史 (徳島大学)
  2. スマートデバイス向けサードパーティーアプリの危険性検証ツールの提案
    ○堀内 拓磨, 大平 健司, 谷岡 広樹, 佐野 雅彦, 松浦 健二, 上田 哲史 (徳島大学)
  3. 属性ベース暗号を用いたファイル共有サービスの複数組織対応に関する考察
    ◎石橋 拓哉, 鈴木 達也, 伊藤 勝彦, 大東 俊博 (東海大学), 相原 玲二 (広島大学)

Session 3A 動的構成可能な基盤を作ってみた [IOT/IA]

座長: 安東 孝二 (mokha)

  1. 広域SDN環境とオンデマンドクラウド構築サービスを用いたソフトウェア定義クラウド環境構築に関する提案
    ○市川 昊平 (奈良先端科学技術大学院大学), 竹房 あつ子 (国立情報学研究所), 木戸 善之, 渡場 康弘, 伊達 進 (大阪大学)
  2. モジュラー型エッジコンピューティング基盤のためのセキュリティモジュールの実装および評価
    ○柳 宏之, 木村 隼人 (東海大学), 近堂 徹, 渡邉 英伸 (広島大学), 大東 俊博 (東海大学)
  3. 精緻に解析可能な恒常性のあるメール基盤の設計
    ○松本 亮介, 小田 知央 (GMOペパボ), 笠原 義晃, 嶋吉 隆夫, 金子 晃介 (九州大学), 栗林 健太郎 (GMOペパボ), 岡村 耕二 (九州大学)
  4. MN-1から学んだこと: 大規模並列深層学習向け計算機基盤の作り方
    ○土井 裕介, 鈴木 脩司, 福田 圭祐, 秋葉 拓哉 (Preferred Networks), 渡辺 晃平 (NTTコミュニケーションズ)

Session 3B xCN, DTN [IA]

座長: 三島 和宏 (東京農工大学)

  1. DataTrust:データ中心型Any-to-Any認証方式
    ○李 睿棟, 朝枝 仁 (情報通信研究機構)
  2. Inter mesh network用ID/ロケータ解決システムの構造評価
    ○大西 真晶 (東京工業大学), 大和田 泰伯 (情報通信研究機構), 首藤 一幸 (東京工業大学)
  3. CCNのためのパケット損失検出機構Interest ACKの特性分析
    ○中村 遼, 大崎 博之 (関西学院大学)
  4. DTNにおける抑制的エピデミックルーティングの提案
    ○佐藤 裕真, 川端 奈津子, 山崎 康広, 大崎 博之 (関西学院大学)

企画セッション 1: Web アクセスから何がわかるか

概要

HTML、Cookie など Web 周辺の技術には商用サービスのニーズに応じて、進化・拡張が行われているものが多い。具体例としては行動ターゲティング広告を実現するためのトラッキング Cookie、ユーザの位置情報を取得するための Geolocation API の HTML5 bでの導入などがあげられる。このように用途が明確なものもあれば、複雑に絡み合ったエコシステムの中で使用されるため、一見しただけではその目的が分かりにくいものもある。そこで本セッションでは、商用サービスでの Cookie や HTML5 の実際の使われ方について報告するとともに関連した研究の方向性について議論を行う。

登壇者

  • 司会
    • 永見 健一 (インテック)
  • パネラー
    • 坂本 一仁 (セコムIS研究所)
    • 佐藤 歩 (サイバーエージェント)
    • 吉井 英樹 (ソフトバンク)
    • 太田 祐一 (DataSign)

資料

  1. Webアクセスから何がわかるか~商用サービスでのCookieやHTML5の使われ方
    坂本 一仁 (セコムIS研究所), 佐藤 歩 (サイバーエージェント), 吉井 英樹 (ソフトバンク), 永見 健一 (インテック), 太田 祐一 (DataSign), 水越 一郎 (NTT東日本), 宮下 健輔 (京都女子大学)

企画セッション 2: Web サービスの信頼性と運用の自動化について

座長: 松本 亮介 (GMOペパボ)

Web サービスの大規模化やアーキテクチャの複雑化に伴い、運用技術者に求められる責務や技術領域は深くて広いものになってきています。その中で、クックパッドでは Google の提唱した Site Reliability Engineering というものを取り入れて運用業務を行っています。今回は、クックパッドで行われている Site Reliability Engineering についてと、運用の自動化についてお話します。

登壇者

  • クックパッド株式会社 インフラストラクチャー部 SRE グループ 吉川竜太

資料

  1. Webサービスの信頼と運用の自動化について
    吉川 竜太 (クックパッド), 松本 亮介 (GMOペパボ)

情報交換会

Day 2 (3/6)

Session 1A 法と政策 [SITE/IOT]

座長: 西村 浩二 (広島大学)

  1. 改正通信傍受法が定める傍受装置の暗号利用の不整合および改善されたシステムの提案
    ○小坂 谷聡, 上原 哲太郎 (立命館大)
  2. 周波数オークションを通じたモバイル市場の新規参入促進
    ○山條 朋子 (KDDI総合研究所)
  3. 欧州著作権指令の検討状況を踏まえた向けた著作権法47条の7の権利制限範囲に関する一考察
    ○加藤 尚徳 (KDDI総合研究所), 鈴木 正朝 (新潟大学/理化学研究所), 村上 陽亮 (KDDI総合研究所)
  4. IPアドレス管理ポリシー調整による課題解決
    ○藤崎 智宏 (NTT)

Session 1B インシデントレスポンスとダークネット [IOT/IA]

座長: 大平 健司 (徳島大学)

  1. On Automation and Orchestration of an Initial Computer Security Incident Response
    ○Motoyuki Ohmori (Tottori University)
  2. 大学ネットワーク環境における SOC/CSIRT 活動に用いる情報共有基盤の提案
    ○近藤 賢郎, 中島 春香, 細川 達己 (慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター本部), 藤井 康広, 藤井 翔太, 林 直樹, 鬼頭 哲郎, 重本 倫宏, 鍛 忠司 (日立製作所), 鈴木 茂哉, 中村 修, 砂原 秀樹 (慶應義塾大学)
  3. ダークネット宛通信分析の自動化によるネットワーク管理者支援
    ◎山門 彩, 新城 靖, 佐藤 聡 (筑波大学)

Session 2A 異常検出とその制御 [IOT/IA]

座長: 福田 豊 (九州工業大学)

  1. 組織内ネットワークのトラフィックの可視化と異常検出支援ツールの開発
    ◎脇村 亜衣, 青木 茂樹, 宮本 貴朗 (大阪府立大学)
  2. パケットのヘッダ情報に基づく不審な通信挙動の検知
    ◎鍜治 一祐, 青木 茂樹, 宮本 貴朗 (大阪府立大学)
  3. A proposal of a real-time OpenFlow DDoS detection tool
    ◎Wassapon Watanakeesuntorn, Kohei Ichikawa, Hajimu Iida (Nara Institute of Science and Technology)
  4. ホワイトリストによるパケット監視制御機能付きネットワークスイッチの院内ネットワーク導入に向けた評価
    ○高木 理 (群馬大学), 内住 圭吾, 鈴田 伊知郎 (アラクサラネットワークス), 鳥飼 幸太, 齋藤 勇一郎 (群馬大学), 佐藤 哲也, 遠藤 広樹 (ケアコム), 新 善文 (アラクサラネットワークス)

Session 2B リテラシ [SITE/IOT]

座長: 柏崎 礼生 (大阪大学)

  1. 東京農工大学における新入生ITリテラシ動向の分析
    ○三島 和宏, 櫻田 武嗣, 萩原 洋一, 辻澤 隆彦 (東京農工大学)
  2. 集合的防護動機理論を用いたコンピュータウイルス対策実行意思を高める説得メッセージの効果検証に関する検討
    ○新保 佳奈, 駒込 佑玖, 高橋 桃美, 原田 茜, 栗野 俊一, 吉開 範章 (日本大学)
  3. ソフトウェアとしての人工知能に関する論点整理
    ○土井裕介, 井町宏人, 丸山宏 (Preferred Networks)
  4. 論理学的存在者から見る確率的存在者の倫理とは何か
    ○森住哲也 (神奈川大学)

Session 3A 品質改善手法 [IOT/IA]

座長: 鈴木 聡 (高エネルギー加速器研究機構)

  1. MPTCPにおける外部プログラムによるプライマリサブフローの切替
    ◎堀込 怜土, 山井 成良, 北川 直哉 (東京農工大学), 大坐 畠智 (電気通信大学)
  2. ビデオストリーミング品質改善のためのMPTCPパケットスケジューリング方式の検討
    ○松藤 諒太 (九州工業大学), カベンディッシュ ジルセウ, 野林 大起, 池永 全志 (九州工業大学)
  3. Boundary ClockとSynchronous Ethernet併用時におけるIEEE1588の同期精度
    ○堀田 幸暉, 志賀野 泰岳 (慶應義塾大学), 塩原 翔太, 岡廻 隆生 (ソフトバンク), 寺岡 文男, 金子 晋丈 (慶應義塾大学)
  4. ネットワークブートに特化したSDN/NFVキャッシング機構の実現に関する検討
    ◎深谷 健太, 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)

Session 3B ブロックチェーンとその他 [IA/SITE/IOT]

座長: 上原 哲太郎 (立命館大学)

  1. ビットコインネットワーク上でのブロック伝搬遅延推定の試み
    ○神田 伶樹, 大西 真晶, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  2. ブロックチェーン上のスマートコントラクトを利用したカーシェアリングシステムの実装とその評価
    ○大上 智也, 稲葉 宏幸 (京都工芸繊維大学)
  3. パッケージビルド基盤におけるキャッシングによる効率化
    ◎吉田 匠杜, 鈴木 貢 (島根大学)
  4. クラウド利用における設計を考慮したコストモデル
    ○青嶋 智久, 吉田 健一 (筑波大学)

Session 4 災害回復 [IA/SITE]

座長: 森住 哲也 (神奈川大学)

  1. 災害・救助用携帯電話向け小型通信システムの試作
    ○堺 拓郎, 北辻 佳憲 (KDDI総合研究所), 山崎 克之 (長岡技術科学大学)
  2. 熊本地震後の農業ボランティア活動支援システムとその活用に関する検討
    ○武藤 育美, 藤﨑 功太, 森田 隆也, 兼平 祐介, 田中 美佐, 吉開 範章 (日本大学), 河井 昌猛 (西原村百笑応援団)