2022 年度 第 1 回 (IOT 通算第 57 回) 研究会開催報告

2022/5/19 (木)~ 20 (金) の日程で分散ハイブリッド方式で開催された IOT57 研究会の開催報告および論文募集、今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします。本研究会は以下の組織との連携による開催です。

IOT57 開催報告

今回の研究会は、長野ターミナル会館と国際高等セミナーハウス (双方とも長野県) にて、IOT 研究会としては初の分散ハイブリッド開催を実施しました。当初は軽井沢町にある中央公民館を利用する予定でしたが、この公民館が 3 回目のワクチン接種会場となり、接種期間と本研究会の会期が重なったため、他の開催場所を探すこととなったのです。

会場での座席配置を疎にしようとすると参加者数の上限は本来の会場の収容人数の 1/2 程度とせざるを得ず、現地参加者数の見込みを 50 人とすれば収容人数 100 人の会場を探す必要があります。が、なかなか見つからない。そして、ここ 2 年で培われたハイブリッド開催の知見があれば、複数会場による分散ハイブリッド開催で現地参加者数上限の問題は解決するではないか、という判断に至りました。

そこで候補として挙がったのが、ひとつは、JR 長野駅からもほど近い長野ターミナル会館。こちらはCSEC の幹事団が見つけて下さいました。東海大学の大東さまには大感謝でございます。もう 1 つは勝手知ったる NII の国際高等セミナーハウス。開催 1 ヶ月前に、この 2 拠点で開催することに決定しました。

会期は当初の予定通り 2 日間、研究発表が 22 件、招待講演が 1 件でプログラムが構成され、熱心な議論が行われました。今回の研究会には、現地参加が 51 名 (うち長野ターミナル会館が 38 名、国際高等セミナーハウスが 13 名)、オンライン参加は Zoom のログを出力するのが間に合わず情報を欠損してしまいましたが、観測筋の情報によると瞬間最大で 100 名程度あったのを確かにこの目で聞いたと伺っております。

最後になりますが、主幹 CSEC として PC を担当された三村 守さま (防衛大)、IOT 研究会で PC を担当された新 麗さま (IIJ)、LA を担当された CSEC の柏崎 礼生さま (近畿大)、IOT の三島 和宏さま (東京農工大) には、多大なご協力をいただきました。この場を借りて心から御礼を申し上げます。また、オンライン及び現地参加し、発表、議論、聴講して下さった皆様に心から謝意を表します。

今後の研究会・シンポジウム (IOT 関連)

2022 年度第 2 回 (IOT 通算第 58 回) 研究会

マルチメディア、分散、協調とモバイル DICOMO 2022 シンポジウム

  • 2022/7/13 (水)~ 15 (金) @オンライン

2022 年度第 3 回 (IOT 通算第 59 回) 研究会

インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS 2022)

災害コミュニケーションシンポジウム (DCS 2022)

  • 2022/12/26 (月) @オンライン

2022 年度第 4 回 (IOT 通算第 60 回) 研究会

  • 2023/3/15 (水)~ 17(金) あたりを予定

論文募集

論文誌トランザクション デジタルプラクティス 54 号「IT と教育」

  • 〆切: 2022/8/8 (月)
  • 掲載特集号: 2023年4月号 (Vol. 4, No. 2)

論文誌トランザクション デジタルプラクティス 55 号「本格的な DX を支えるインターネットと運用技術」

  • 〆切: 2022/11/7 (月)
  • 掲載特集号: 2023年7月号 (Vol. 4, No. 3)

今後の研究会関連イベント (IPSJ 関連)

第 21 回情報科学技術フォーラム (FIT2022)

  • 2022/9/13(火) ~15 (金) @慶應義塾矢上キャンパス (神奈川県)
  • 聴講参加 Early bird: 2022/8/14 (日) まで。

推薦論文制度のお知らせ

研究会やシンポジウムで発表された優秀な論文の論文誌への投稿を促す制度で、6ページ以上の論文10件に対して1件以内の論文が次年度5月頃に推薦されます。

著者のメリット

  • 推薦論文であると明記される。
  • 推薦文が掲載される。
  • 採択率が高い。
  • 推薦理由および論文化へのアドバイスがもらえる。

注意事項

  • アドバイスであり採録条件ではありません。
  • 査読は通常と同様に行われ、必ずしも採録されるとは限りません。

2022 年度 第 2 回 (IOT 通算第 58 回) 研究会論文募集のお知らせ

情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT) による研究会を、2022 年 7 月 12 日 (火) に函館アリーナ (北海道函館市) 、およびオンラインでハイブリッド開催します。つきましては発表論文を募集しますので奮ってご応募ください。ジュニア会員からのご応募も歓迎しています。

トピック

インターネット,システム運用技術,管理システム,情報倫理教育,一般

日程

2022 (令和4) 年 7 月 12 日 (火)

開催場所 (ハイブリッド開催)

共催

JANOG50 Meeting

発表申込〆切

2022(令和4)年5月1623日(月) 23:59 (JST) (延長しました)

論文原稿〆切

2022(令和4)年6月20日(月) 23:59(JST)

  • 締切以降は、原稿の提出、差替、取下げはできません。
  • 原稿未提出の場合は、発表申込キャンセルの扱いになり、発表できません。

発表申込方法

IOT 研究会発表申込みサイト
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/IOT

  • 「姓名・タイトルの英文入力欄は必須ではありません」とありますが、姓名・タイトルについては英文入力欄にも記入をお願いします。
  • ※登壇者が学生の場合は「研究会への連絡事項」に「登壇者は学生」と記入してください。

参加登録方法

情報処理学会の「イベントに参加申込される方へ」をご参照の上、情報処理学会のマイページからイベント参加登録をお願いいたします。

オンライン情報交換会

オンラインでの情報交換会を検討中です。

お問い合わせ先 ([at]を@へ変更してください)

PC 堀 真寿美 (NPO法人CCC-TIES・大阪教育大学)
LA 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)
iot58[at]mail.iot.ipsj.or.jp

備考 (情報処理学会関連)

発表申し込みをいただきました方には、後日学会事務局から原稿の依頼をさせていただきます(上記申し込みの連絡者の方にご連絡します)。
カメラレディの締め切りは研究会開催日のおおよそ1ヶ月前に設定されます。
詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html
原稿仕上がり枚数は,原則として最大8ページ、6ページ以上が望ましいとさせていただきます。研究報告用PDF原稿等は、上記の申し込みページでご提出ください。

注意事項

研究報告の完全オンライン化に伴い、研究発表当日の資料は、開催の1週間前に情報処理学会電子図書館(情報学広場)に掲載されます。そのため、研究報告に掲載される論文の公知日は、研究発表会の開催日初日の1週間前となります。特許申請の扱い等の際にはご注意ください。
詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html

2022 年度 第 1 回 (IOT 通算第 57 回) 研究会プログラム

情報処理学会コンピュータセキュリティ (CSEC) 研究会との合同研究会、電子情報通信学会情報通信マネジメント (ICM) 研究会との連催である2022 年度第 1 回 (IOT 通算第 57 回) 研究会 (a.k.a. IOT57) のプログラムです。

タイムテーブル

Day 1 (2022 年 5 月 19 日 (木))

  • 9:45 ~ 10:00 オープニング
  • 10:00 ~ 11:40 Session: ICM1
  • 11:40 ~ 13:00 休憩
  • 13:00 ~ 14:40 Session: CSEC1
  • 14:40 ~ 15:00 休憩
  • 15:00 ~ 15:50 Session: ICM 招待講演1
  • 15:50 ~ 16:10 休憩
  • 16:10 ~ 17:25 Session: CSEC2

Day 2 (2022 年 5 月 20 日 (金))

  • 10:00 ~ 11:40 Session: CSEC3-IOT1
  • 11:40 ~ 13:00 休憩
  • 13:00 ~ 14:40 Session: ICM2
  • 14:40 ~ 15:00 休憩
  • 15:00 ~ 16:15 Session: CSEC4
  • 16:15 ~ クロージング

Day 1 (2022 年 5 月 19 日 (木))

オープニング

今回の研究会の主幹である CSEC 主査がなんかおもろいことを言います。

Session: ICM1 (10:00~11:40)

座長: 三好 優 (NTT)

  1. MIaC: クラウドインフラ構築における疎結合なデプロイ依存関係の解消法
    ○新井 悠介, 那須 弘志, Santosh Maurya (日立製作所)
  2. 深層学習を用いたBGPハイジャックの検知
    ○中島 健太, 原山 美知子 (岐阜大学)
  3. 通信管理機能を備えたスマートシティサービス基盤の提案
    ○橋本 樹, 三好 匠, 山崎 託, シルバーストン トーマス (芝浦工業大学), 朝香 卓也 (東京都立大学)
  4. 端末の移動性と端末間距離を考慮した位置依存形P2Pネットワーク構築手法
    ○礒田 知来, 三好 匠, 山崎 託, シルバーストン トーマス (芝浦工業大学)

Session: CSEC1 (13:00~14:40)

座長: 寺田 雅之 (NTTドコモ)

  1. プライバシー保護枠組みにおける差分プライバシーの有用性と限界
    ○菅 和聖 (日本銀行金融研究所)
  2. 医療データへの合成データ生成技術適用に向けた一検討
    ○三浦 尭之, 紀伊 真昇, 市川 敦謙, (NTT社会情報研究所), 千田 浩司 (群馬大学), 木村 映善 (愛媛大学)
  3. Proof-Carrying CodeとTEEを用いたプログラムの安全性保証付き秘匿実行方式
    ○所司 翼 (東京大学), 吉村仁志 (奈良先端科学技術大学院大学), 中林美郷, 奥田哲矢 (NTT社会情報研究所)
  4. Coqで検証可能な TEE シェル基盤の実装
    ○斎藤 文弥 (大阪大学), 高野 祐輝 (株式会社ティアフォー), 宮地 充子 (大阪大学/北陸先端科学技術大学院大学)

Session: ICM 招待講演1

座長: 野村 祐士 (富士通)

  1. [招待講演] Beyond 5G 時代に向けたビジョンと研究開発の取り組み
    永井 研 (NEC)

Session: CSEC2 (16:10~17:25)

座長: 白勢 政明 (公立はこだて未来大学)

  1. トラベルルール(FATF勧告16)の現状・課題・考察 ー暗号資産業界の健全な発展のためにー
    ○才所 敏明 (IT企画/ZenmuTech/中央大学研究開発機構), 櫻井 幸一 (九州大学), 辻井 重男 (中央大学)
  2. 準同型暗号を用いたウェブ音声通話の実装
    ○上野 真奈 (NTT社会情報研究所), 光成 滋生 (サイボウズ・ラボ), 村上 啓造, 小林 鉄太郎 (NTT社会情報研究所)
  3. AND拡張とXOR拡張の3値入力2者間カードベースプロトコルの関係について
    ○須賀 祐治 (株式会社インターネットイニシアティブ)

Day 2 (2022 年 5 月 20 日 (金))

Session: CSEC3/IOT1 (10:00~11:40)

座長: 田中 恭之 (NTT-CERT)

  1. 機械学習を用いたセキュリティ対策セットのレコメンド技術
    ○申 河英, 金井 遵, 上原 龍也, 小池 竜一 (東芝)
  2. 解析者インタビューに基づくマルウェア動的解析業務の明文化と支援事項の検討
    ○山岸 伶, 藤井 翔太, 佐藤 隆行 (日立製作所)
  3. KEKにおける脆弱性自己点検PDCAサイクル高速化
    ○與那 嶺亮, 鈴木 聡, 一井 信吾 (高エネルギー加速器研究機構)
  4. NII-SOCSからのインシデント通知への対応の自動化
    ○大森 幹之 (鳥取大学)

Session: ICM2 (13:00~14:40)

座長: 山下 陽一 (NTTフィールドテクノ)

  1. Rapid Factory Control System Development using Node-RED to expand Industrial Automation
    ○Darshan Chawda, Hiroyasu Nishiyama (Hitachi Ltd.)
  2. クラウドの可用性向上に向けた環境構築自動化手法の提案
    ○西田 寿雄 (日立製作所)
  3. アラートスコアリングによるITシステムの障害箇所推定方式の提案
    ○近藤 玲子, 荻原 一隆, 白石 崇 (富士通)
  4. 自律制御ループ方式における事象分類方式の提案
    ○佐々木 幸次, 酒井 優, 高橋 謙輔, 近藤 悟 (NTT)

Session: CSEC4 (15:00~16:15)

座長: 川口 信隆 (日立製作所)

  1. ハニーポットで観測されたサイバー攻撃の対象機器及び脆弱性の自動推定手法の提案
    ◎九鬼 琉, 植田 岳洋, 佐々木 貴之, 吉岡 克成, 松本 勉 (横浜国立大学)
  2. ハニーポットによる攻撃観測と多角的分析のための統合アーキテクチャの提案
    ○佐々木 貴之, 九鬼 琉, 植田 岳洋, 鮫嶋 海地, Guo Binnan, 市川 詩恩, 山口 陽平 (横浜国立大学), 岡田 晃市郎 (横浜国立大学/レインフォレスト), 吉岡 克成, 松本 勉 (横浜国立大学)
  3. 画像ベースマルウェア分類器に対するセクション情報が与える影響
    ○竹内 廉, 西垣 正勝, 大木 哲史 (静岡大学)

クロージング

来年の合同研究会の主幹である IOT 主査がなんかおもろいことを言います。

2021 年度 第 4 回 (IOT 通算第 56 回) 研究会開催報告

2022/3/7 (Mon.) 〜 8 (Tue.) の日程でハイブリッドで開催された IOT56 研究会 (電子情報通信学会インターネット アーキテクチャ研究会 (IA)、電子情報通信学会技術と社会・倫理研究会 (SITE) との連催、情報処理学会オープンサイエンスと研究データマネジメント (RDM) 研究グループとの合同開催、京都大学 学術情報メディアセンターとの共催) の開催報告および論文募集、今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします。

IOT56 開催報告

今回の研究会は、京都大学 学術情報メディアセンターにて、IOTとしてはIOTS2019ならびにDCS2019以来実に約2年振りとなる現地開催となりました。また、2022 年 1 月からの COVID-19 の第6波、および、それに伴うまん延防止等重点措置の発令・延長に伴い、 オンラインでも併催し、ハイブリッド開催となりました。

会期は当初の予定通り 2 日間、研究発表が 48 件、招待講演が 1 件、SITEシンポジウム招待講演5件、SITEシンポジウムパネルディスカッション2件でプログラムが構成され、熱心な議論が行われました。

研究会終了後には、優秀学生賞として以下の 2 件が表彰されました。

また、学生奨励賞として以下の 3 件が表彰されました。

2年以上に渡るコロナ禍により、各研究会に参加してからオンライン開催しか経験していなかった学生の方もいらっしゃり、今回が初の現地での対面による発表となったこともあった様です。

今回の研究会には 、現地参加 (60名) とオンライン参加 (119名) を合わせて179 名 (IA: 53名、IOT: 84名、SITE: 22名、RDM: 14名、共催団体: 1名、不明: 5名) の方々がご参加下さいました。

最後になりますが、PC を担当された大森 幹之 さん(鳥取大学/IOT)、山本 寛 さん (立命館大学/IA)、吉永 敦征 さん (山口県立大学/SITE)、藤原 一毅 さん (国立情報学研究所/RDM)、LAを担当された中村 素典 さん、森村 吉貴 さん(京都大学/IOT)、 小谷 大祐 さん (京都大学/IA) には、多大なご協力をいただきました。この場を借りて心から御礼を申し上げます。また、オンライン及び現地参加し、発表、議論、聴講して下さった皆様に心から謝意を表します。

今後の研究会・シンポジウム (IOT 関連)

2022 年度第 1 回 (IOT 通算第 57 回) 研究会

  • 2022/5/19 (Thu.) ~ 20 (Fri.) @ 軽井沢町中央公民館(予定,長野県) & オンライン (予定,「完全オンライン開催」に移行する可能性あり)
  • IPSJ CSECとの合同開催、IEICE ICMとの連催。主幹は CSEC。
  • 発表申込締切: 2022/3/15 (Tue.)
  • 原稿提出締切: 2022/4/11 (Mon.)

マルチメディア、分散、協調とモバイル DICOMO 2022シンポジウム

  • 2022/7/13 (Wed.) ~ 7/15 (Fri.)@花巻温泉ホテル千秋閣
  • コロナ対策を行った上での現地開催を予定していますが、オンライン開催に変更になる場合があります。
  • 論文概要申込締切: 2022/3/22 (Tue.)
  • 論文受理通知: 2022/4 上旬
  • カメラレディ原稿締切: 2022/5/23 (Mon.)

2022 年度第 2 回 (IOT 通算第 58 回) 研究会

  • 2022/7/12 (Tue.) @ 函館

2022 年度第 3 回 (IOT 通算第 59 回) 研究会

  • 2022/9/13 (Wed.) 〜 14 (Thu.)
  • 後述のFIT2022内で開催予定

インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2022)

  • 日程: 2022 年 12 月 15 日 (木) 〜 16 日 (金) (予定)
  • 場所: 百周年中村記念館 (九州工業大学 戸畑キャンパス) + オンライン (予定)

災害コミュニケーションシンポジウム (DCS2022)

  • 日程: 2022/12/26 (Mon.) @ オンライン

2022 年度第 3 回 (IOT 通算第 60 回) 研究会

  • 日程: 2023/3/15 (Wed.) 〜 17 (Fri.) (予定)

論文募集

論文誌トランザクションデジタルプラクティス特集号「本格的なDXを支えるためのインターネットと運用技術」特集

  • 投稿締切: 2022/5/9 (Mon.)

論文誌「本格的なDXを支えるためのインターネットと運用技術」特集

  • 投稿締切: 2022/5/16 (Mon)

今後の研究会関連イベント (IPSJ 関連)

第 21 回情報科学技術フォーラム (FIT2022)

  • 2022/9/13 (Tue.) ~15 (Fri.) @慶應義塾大学 矢上キャンパス(神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14-1)

推薦論文制度のお知らせ

研究会やシンポジウムで発表された優秀な論文の論文誌への投稿を促す制度で、6 ページ以上の論文 10 件に対して 1 件以内の論文が次年度 5 月頃に推薦されます。

著者のメリット

  • 推薦論文であると明記される。
  • 推薦文が掲載される。
  • 採択率が高い。
  • 推薦理由および論文化へのアドバイスがもらえる。
    • アドバイスであり採録条件ではありません。
    • 査読は通常と同様に行われ,必ずしも採録されるとは限りません。

2022 年度 第 1 回 (IOT 通算第 57 回) 研究会論文募集のお知らせ

情報処理学会インターネットと運用技術 (IOT) 研究会は、情報処理学会コンピュータセキュリティ (CSEC) 研究会との合同研究会を開催します。本研究会は電子情報通信学会情報通信マネジメント (ICM) 研究会との連催です。つきましては発表論文を募集しますので奮ってご応募ください。

トピック

インターネット,システム運用技術,管理システム,情報倫理教育,一般

日程

2022 年 5 月 19 日 (木) ~ 20 日 (金)

開催場所

本研究会は以下の 2 箇所での現地開催とオンラインによるハイブリッド開催となります。

発表申込締切

2022 年 3 月 8 日 (火) 15 日 (火) [延長しました]

論文原稿締切

2022 年 4 月 11 日 (月) 23:59 (JST)
※締切以降は、原稿の提出、差替、取下げはできません。
※原稿未提出の場合は、発表申込キャンセルの扱いになり、発表できません。

発表申込方法

この研究会は連催のため、それぞれの研究会での発表申し込みとなります。

※「姓名・タイトルの英文入力欄は必須ではありません」とありますが、姓名・タイトルについては英文入力欄にも記入をお願いします。

※登壇者が学生の場合は「研究会への連絡事項」に「登壇者は学生」と記入してください。

※ICM研究会として発表申し込みをする場合には、ICM研究会からの案内に従ってお申し込みください。

お問い合わせ先 ([at]を@へ変更してください)

PC (CSEC 研究会)

  • 三村 守 (防衛大) csec5cfp[at]iwsec.org
  • (IOT 研究会) 新 麗 (インターネットイニシアティブ) iot57[at]mail.iot.ipsj.or.jp

LA

  • CSEC 研究会

備考 (情報処理学会関連)

発表申し込みをいただきました方には、後日学会事務局から原稿の依頼をさせていただきます(上記申し込みの連絡者の方にご連絡します)。
カメラレディの締め切りは研究会開催日のおおよそ1ヶ月前に設定されます。
詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html
原稿仕上がり枚数は,原則として最大 8 ページ、6 ページ以上が望ましいとさせていただきます。研究報告用 PDF 原稿等は、上記の申し込みページでご提出ください。

[注意事項]
研究報告の完全オンライン化に伴い、研究発表当日の資料は、開催の1週間前に情報処理学会電子図書館(情報学広場)に掲載されます。そのため、研究報告に掲載される論文の公知日は、研究発表会の開催日初日の 1 週間前となります。特許申請の扱い等の際にはご注意ください。
詳細については以下の URL をご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html

2021 年度 第 4 回 (IOT 通算第 56 回) 研究会プログラム

電子情報通信学会 インターネット アーキテクチャ研究会(IA), 技術と社会・倫理研究会(SITE)、情報処理学会 オープンサイエンスと研究データマネジメント(RDM)研究グループとの合同研究会です。

トピック

インターネット,システム運用技術,管理システム,情報倫理教育,一般

日程

2022(令和4)年3月7日(月)~8日(火)

開催場所 (ハイブリッド開催)

現地参加(オンサイト)

京都大学 吉田キャンパス 学術情報メディアセンター 南館2階 201/202 (定員各120) (Google map)
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/access
(「完全オンライン開催」に移行する可能性あり)

現地参加の注意点(一般)

  1. 無線LANは会場の eduroam のみをお使い下さい。
    必要な方へは、eduroamのゲストアカウントを受付で配布しています。
    (eduroamに接続できない場合セキュリティソフトを停止させることで接続できることもある様です (ESETなど)。)
  2. テザリングは絶対にしないで下さい。
    IOT研究会の論文でもテザリングによる劇的な通信劣化も示されています。CSMA/CAの限界はACMの論文でも示された様に大昔から15台までです (MU-MIMOがあるとは言え…)。
  3. スマートフォンや不要なタブレットの無線LANはオフにして下さい (i-phoneでは毎日操作が必要です)。できれば、本体の電源のオフも検討下さい。
  4. 動画視聴やテレビ会議、大量データの送受信は会場では避けて下さい。
  5. 必要がない限り、会場での研究会のzoomへの接続は避けて下さい。
    (どうしても必要な場合はマイクとスピーカーを必ずオフにして下さい。)
  6. 質問はスタンドマイクに並んで先着順で行って下さい。

現地参加の注意点(感染症対策)

2022/3/4現在、まん延防止等重点措置 (https://corona.go.jp/emergency) が開催地も含め18の都道府県で延長される見込みです。開催にあたっては、京都大学、ならびに、公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン (https://kominkan.or.jp/file/all/2021/20211019_02guide_ver04.pdf) の基準に準じて開催します。

参加にあたっては、特に以下の点にご留意下さい。

  1. 体温計測をお願いします。現地でも体温計を準備しておりますので、必要に応じて計測し、体調管理をお願いします。
  2. 以下に該当する場合は、現地参加の見合わせをご検討下さい。
    1. 平熱+1度以上の熱がある場合
    2. 息苦しさ(呼吸困難)・強いだるさや、軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある場合
    3. 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合
    4. 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航並びに当該在住者との濃厚接触がある場合
  3. 距離を空けて席にお座り下さい。
  4. ルーム1 (201)、ルーム2 (202) 共に60名定員 (通常時120名定員の50%) とさせて頂きます。
    3/4 00:00 時点で両会場合わせて、60名弱の参加登録があります。
  5. 事前登録無しでの現地参加は受け付けられませんので、ご注意下さい。
    事前締切は2/28 23:59 とさせて頂いていましたが、3/4 9:15a.m.までに登録して頂いた方は受け付けさせて頂きました。それ以降に申し込まれる方が万が一いらっしゃいましたら、参加登録の上、個別にご相談下さい。

現地参加での発表手順(映像・音声関係) 

  1. 発表前の休憩時間等に事前に接続テストをして下さい
  2. 現地会場では、スライドはZoomミーティングを介して表示するため、VGAケーブルやHDMIケーブルによる接続は利用しません。ご自身のPCで研究会のZoomミーティングに接続し、画面共有機能を使ってスライドを操作してください。(会場のプロジェクタには研究会が用意するZoom画面表示用のPCが接続されており、そちらは個々の発表者が操作する必要はありません)
    1. 現地で研究会のZoomミーティングに接続するためにはインターネット環境が必要となります。会場内はeduroamに接続可能なのでご利用ください(ご自身のeduroamアカウントがない場合は、受付の際にお渡しするeduroamのゲストアカウントの情報をご利用ください)
  3. 現地会場の発表者が研究会のZoomミーティングに接続する際は、ハウリング防止のため必ず最初の「どのようにオーディオカンファレンスに参加しますか?」の画面でボタンを選択せずに閉じて、オーディオに接続しない状態にしてください。
    1. 誤ってオーディオに接続した場合は、画面左下のマイク型アイコンの「オーディオ」ボタンで切断を選択するか、マイクとスピーカーのミュートを徹底するようお願いします。
    2. スライド中の動画などでPCから音声を出したい時は、画面共有時に「音声を共有」を選択し、オンライン側にも音声が伝わるようにしてください
    3. 発表者自身の音声は、会場のハンドマイクの出力からオンライン側に配信されます。
  4. 現地でのスライドの提示にZoomを介すことで操作から表示まで多少の遅延が発生する可能性がありますが、ご理解をお願いいたします。
  5. 各セッションは、ルーム1 (201)、ルーム2 (202)のブレイクアウトルームに分かれて行います。Zoomミーティングに接続後、参加するセッションのブレイクアウトルームにお入り下さい。
  6. 発表時のみ、Zoomでの表示名を 「[発表者] 氏名([所属組織/申込研究会)」として下さい。
    例: [発表者] 処理花子 (△△大学/IOT)
  7. 発表終了後は、Zoomを終了し、接続を切断して下さい。
  8. 質問は座長の指示の元,会場やチャットで受け付けて下さい。
  9. 上述の現地参加の注意点 (一般、感染症対策) も御参照下さい。

オンライン

  1. 配信映像の録音・録画は絶対に行わないでください。
  2. 情報処理学会のマイページにてイベント申込後に通知されたZoomに接続して下さい。
  3. マイクは必ずミュート(オフ)にして下さい。
  4. オンラインセッションでは、Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用します。Zoomのバージョンはv.5.3.0 (2020年9月リリース)以上に事前にアップデートをお願いします。
  5. 各セッションは、ルーム1 (201)、ルーム2 (202)のブレイクアウトルームに分かれて、行います。Zoomミーティングに接続後、参加するセッションのブレイクアウトルームにお入り下さい。
  6. Zoomでの表示名を [種別]氏名(所属組織/申込研究会)としてください。
    例:
    • 座長: [座長] 通信太郎(○○研究所/IOT)
    • 発表者: [発表者] 処理花子(△△大学/RDM)
    • 聴講者: 運用蒲夫(逢坂大学/IA)
    座長・発表者の方は,当該セッションのみ種別をご記載ください。

参加登録

発表者を含め、全ての参加者の方は、オンライン参加、現地参加に関わらず、以下のページで参加希望を登録して下さい。現地参加者多数の場合は、参加をお断りすることがあります。発表者 (オンライン参加含む)、現地参加者の方は2月28日 23:59 までに必ず登録して下さい。
[2021年度IA/IOT/SITE/RDM合同研究会 参加申込]
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCPbznPsyszhg00qe6ngX7hDxCDe2tUXH6XGQlNmtc_C4ruQ/viewform

加えて、IEICE IA/SITEで参加登録していない全ての参加者 (情報処理学会会員,非会員,共催団体の方も含む) は以下の情報処理学会「マイページ」での登録も必要です。
非会員の方も、マイページの開設が必要になります。
情報処理学会「マイページ」
利用方法: https://www.ipsj.or.jp/member/mypage_index.html
ログイン: https://www.ipsj.or.jp/mypage2.html
申込方法の詳細については、「イベントへ参加申込される方へ」(https://www.ipsj.or.jp/member/event_moshikomi.html)をご覧ください。

情報処理学会「マイページ」へログイン後、「会員メニュー」の「イベント一覧・申込」から、「第 56 回インターネットと運用技術研究発表会」を選択してお申し込みください。参加費のお支払いは、マイページ経由となります。

参加種別費用
IOT研究会登録会員0円
ジュニア会員0円
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員2,000円
情報処理学会学生会員500円
非会員(一般)3,000円
非会員(学生)1,000円

連催

共催


タイムテーブル

3月7日(月)

時間セッション名(ルーム1 :201講義室)パラレルセッション名(ルーム2: 202講義室)
8:30-9:00Zoom開場    
(発表者の方はこの時間や休憩時間で事前の接続確認を行って下さい。)
9:00-9:15現地受付     
9:15-9:20開会(ルーム1でご参加下さい。)
9:20-10:35IOTセッション1IAセッション1
10:45-12:00IOTセッション2IAセッション2
13:30-15:10IOT/RDM/IA/SITEセッション(ルーム1でご参加下さい。)
15:20-16:35IOTセッション3IAセッション3
16:45-17:30IA招待講演(ルーム1でご参加下さい。)
19:00-20:30オンライン情報交換会     
(ブレイクアウトルームではなく,メインセッションでの開催)

3月8日(火)

時間セッション名(ルーム1: 201講義室)パラレルセッション名(ルーム2: 202講義室)
08:30-09:00Zoom開場    
(発表者の方はこの時間や休憩時間で事前の接続確認を行って下さい。)
9:00-9:20現地受付     
9:20-11:009:20-10:35IOTセッション4SITEシンポジウム
11:10-12:2510:45-12:00RDMセッション
13:30-14:45IOTセッション5IAセッション4
14:55-16:35SITE/IOTセッションIAセッション5
16:45-18:00IOTセッション6IAセッション6
18:00-18:15授賞(ルーム1でご参加下さい。)
18:15-18:25閉会(ルーム1でご参加下さい。)

プログラム

※ 発表 20分, 質疑5分: ○は発表者(◎はIOT研究会発表の学生)

Day 1 (2022-03-07 (月))

開会の挨拶

IOTセッション1 (ルーム1)

座長: 一井 信吾 (高エネルギー加速器研究機構)

  1. Time and QoS Aware Machine Learning-based Traffic Classification
    ○Zheng Weichang, Guo Ziyu, Zhang Yongbing (University of Tsukuba)
  2. MPTCPを用いたマルチホーム環境における端末での常時バイキャストによる性能向上
    ○松浦 穰, 山井 成良, 中川 令 (東京農工大学), 大坐畠 智 (電気通信大学)
  3. 自動車遠隔運転に向けたWebRTCを用いた映像伝送におけるMP-QUICの適用
    ○金子 直矢 (トヨタ自動車株式会社), 伊東 孝紘, 勝田 肇, 渡辺 敏暢 (ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社), 岡田 和也, 阿部 博, 大西 亮吉 (トヨタ自動車株式会社)

IAセッション1 (ルーム2)

座長:  小谷 大祐 (京都大学)

  1. SDN上の各ホストにおけるプロセス毎の通信量監視によるデータプレーン異常検知
    ○森山 直樹 (東京海洋大), 天野 友樹 (日本郵船株式会社), 清水 貴弘 (LINE株式会社), 大島 浩太 (東京海洋大学), 北川 直哉 (国立情報学研究所)
  2. ISP視点でのトラフィック情報と公開情報を用いたコンテンツ配信サービスの同定手法
    ○田村 優樹, 近藤 賢郎, 安森 涼, 寺岡 文男 (慶應義塾大学)
  3. 通信品質劣化に起因するトラフィック減少の検出可能性
    ○石橋 圭介 (国際基督教大学), 内田 拓海 (株式会社コムワース)

IOTセッション2 (ルーム1)

座長: 坪内 佑樹 (さくらインターネット株式会社)

  1. 複数フルサービスリゾルバとDNS over TLS拡張による軽量なレコード検証手法
    ○阿久津 賢宏, 大久保 拓哉, 島袋 健大, 山井 成良 (東京農工大学), 金 勇 (東京工業大学), 中川 令 (東京農工大学)
  2. IMAPエージェントによる重要メール緊急通知システム
    ◎陳 修遠 (東京農工大学), 村上 登志男 (学習院大学), 山井 成良, 中川 令 (東京農工大学)
  3. UEFIモジュールを悪用したマルウェアの分析
    ◎新田 耕大, 山之上 卓 (福山大学)

IAセッション2(ルーム2)

座長: 山本 寛 (立命館大学)

  1. 情報指向型センサネットワークにおけるクラウド型負荷分散モデルの実装
    ○長岡 英進, 吉井 優輝, 坂野 遼平, 水野 修 (工学院大学)
  2. 導入容易なRaspberry Piクラスタの設計
    ○知念 賢一, 疋田 紅樹, 小早川 倫広 (東京都立産業技術高等専門学校)
  3. ソーシャル性を考慮した情報指向ネットワークの特性分析
    ○本田 紘大, 中村 遼 (福岡大学), 上山 憲昭 (立命館大学)

IOT/RDM/IA/SITE (ルーム1)

座長: 中村 豊 (九州工業大学)

  1. ユーザ視点によるIPv6インターネット環境の調査
    ○新 麗 (株式会社インターネットイニシアティブ), 豊田 安信 (慶應義塾大学/株式会社ブロードバンドタワー), 北口 善明 (東京工業大学)
  2. ネットワーク情報共有基盤KANVASとネットワークオントロジBonsaiを用いた障害原因特定手法
    ○口井 敢太, 正面 佑真, 近藤 賢郎, 寺岡 文男 (慶應義塾大学)
  3. 情報基盤系教職員向け研究データ管理(RDM)教材の検討・制作
    ○元木 正和 (東北大学), 古川 雅子 (国立情報学研究所), 青木 学聡 (名古屋大学)
  4. 英電気通信(セキュリティ)法の調査-情報セキュリティの義務化のあり方の検討に向けて-
    ○橘 雄介 (福岡工業大学)

IOTセッション3 (ルーム1)

座長: 嶋田 創 (名古屋大学)

  1. An Optimal Selection Mechanism Using OpenFlow from Multiple IP Addresses in DNS Response
    ○Zhengxu Jin (Tokyo University of Agriculture and Technology), Yong Jin (Tokyo Institute of Technology), Nariyoshi Yamai, Rei Nakagawa (Tokyo University of Agriculture and Technology)
  2. Routing and spectrum assignment in MCF-SDM networks
    ○Zheng Yu (University of Tsukuba), Zhang Yongbing (University of Tsukuba)
  3. WebRTCを利用した動画配信利用時の無線LAN品質測定
    ○石原 知洋 (東京大学), 北口 善明 (東京工業大学), 阿部 博 (トヨタ自動車株式会社), 金子 直矢 (トヨタ自動車株式会社)

IAセッション3 (ルーム2)

座長: 野林 大起 (九州工業大学)

  1. ブロックチェーンネットワークにおけるブロック送信元ノードの切り替えによるブロック伝搬の高速化
    ○櫻井 晶, 首藤 一幸 (東京工業大学)
  2. ブロックチェーンにおけるブロック伝搬時間に基づくブロック生成間隔調整
    ○荒川 真澄, 首藤 一幸 (東京工業大学)

IA招待講演 (ルーム1)

座長: 飯田 勝吉 (北海道大学)

  1. [招待講演] ネットワークプログラマビリティを通じたネットワーク運用管理のサービス化に向けて
    阿多 信吾 (大阪市立大学)

オンライン情報交換会

研究会と同じZoomに接続して下さい。
現地参加の方は、宿泊先や自宅などから Zoom に接続して下さい。
会場からの参加はできませんのでご注意下さい。

Day 2 (2022-03-08 (火))

IOTセッション4 (ルーム1)

座長: 新 麗 (株式会社IIJイノベーションインスティテュート)

  1. 位置情報を利用した動的な質問による認証の提案
    ○山口 修司 (ヤフー株式会社), 大川 悠斗 (立命館大学), 五味 秀仁 (ヤフー株式会社), 上原 哲太郎 (立命館大学)
  2. 多要素認証未設定者に対する利用資格変更自動対応システムの提案
    ○山本 望実, 坂本 伸行, 松井 聴治, 尾崎 拓郎, 佐藤 隆士 (大阪教育大学)
  3. ネットワーク接続機器用アカウントの発行サービス構築と運用
    ○針木 剛 (京都大学), 中村 素典 (京都大学)
  1. IoTデバイス群を対象としたP2P型ネットワークブート機構の検討
    ◎森川 太斗, 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)

RDMセッション (ルーム1)

座長: 藤原 一毅 (国立情報学研究所)

  1. NextCloudとカスタムアプリケーションによる研究不正防止を目指す研究データ管理システムに関する研究
    ○藤岡 碧志, 岡崎 裕之, 鈴木 彦文 (信州大学)
  2. 研究データ管理サービスのユーザーストーリー分析によるサービスドメインの検討
    ○南山 泰之, 河合 将志, 横山 重俊, 林 正治, 大波 純一, 藤原 一毅, 朝岡 誠, 古川 雅子, 込山 悠介 (国立情報学研究所)
  3. 研究データ利活用促進のための暗黙知継承に関する着眼点応用への検討
    ○甲斐 尚人 (大阪大学)

SITEシンポジウム (ルーム2)

それは人を対象とする研究か:医科学から社会科学的研究まで、データサイエンスとAIの倫理を考える

  1. SITE研究会委員長挨拶
    小川 賢
  2. 趣旨説明
    SITE研究会副委員長 大谷 卓史
  3. [招待講演] 人由来のデータ活用のイノベーションとその倫理的問題:医療データを中心として
    横野 恵 (早稲田大学)
  4. [招待講演] インターネット研究倫理:AoIRの倫理的判断を支える倫理ガイドライン
    大谷 卓史 (吉備国際大学)
  5. [招待講演] 健康データ活用の法的側面:米国HIPPA等の規制から
    加藤 尚徳 (株式会社KDDI総合研究所)
  6. [招待講演] デジタル版悪という凡庸 ~ AI/データサイエンス社会における差別と社会的偏見 ~
    村上 祐子 (立教大学)
  7. [招待講演] 大学教育でELSIを扱う際の構成や工夫について
    辰己 丈夫 (放送大学)

      (パネルディスカッション準備/休憩)
  8. パネルディスカッション: シンポジウムへの問題提起
    森下 壮一郎 (株式会社サイバーエージェント秋葉原ラボ)
  9. パネルディスカッション: シンポジウムへの問題提起
    久木田 水生 (名古屋大学)

IOTセッション5(ルーム1)

座長: 北口 善明 (東京工業大学)

  1. Resilience Evaluation by SLA of Line Connectivity Using Discrete Structure Processing System
    ○Kashiwazaki Hiroki (National Institute of Informatics), Mizuta Masahiro (Hokkaido University), Sato Dai (Tohoku Medical and Pharmaceutical University)
  2. マイクロサービスにおけるコンポーネント間の依存関係に着目した障害原因箇所特定手法の提案
    ◎土手 貴裕 (広島市立大学), 近堂 徹 (広島大学), 前田 香織 (広島市立大学), 今村 光良 (野村アセットマネジメント株式会社), 高野 知佐 (広島市立大学)
  3. マイクロサービス型システムの監視におけるダッシュボードUI設計に起因する状況認識への影響
    ◎林 友佳 (公立はこだて未来大学), 松原 克弥 (公立はこだて未来大学), 鷲北 賢 (さくらインターネット株式会社), 坪内 佑樹 (さくらインターネット株式会社)

IAセッション4(ルーム2)

座長: 小川 康一 (群馬大学)

  1. ホームオートメーションアプリによるIoT家電のセキュリティ調査
    ○大野 瑞紀, 遠藤 貴裕, 金山 健一, 永見 健一 (株式会社インテック)
  2. キャンパスネットワークにおけるIPoEを用いたIPアドレス割当管理の検討
    ○大平 健司 (大阪大学)
  3. DGAベースマルウェアが生成した不審なDoH通信の検知システムに関する一検討
    ○三橋 力麻 (東京大学), 金 勇 (東京工業大学), 飯田 勝吉 (北海道大学), 品川 高廣 (東京大学), 高井 昌彰 (北海道大学)

SITE/IOTセッション(ルーム1)

座長: 大谷 卓史 (吉備国際大学)

  1. パブリックブロックチェーンの電力消費と環境負荷低減策の考察
    ○金子雄介(日本総合研究所)
  2. 中小企業における情報セキュリティ対策状況のインタビュー調査
    ○田中 啓介 (立命館大学), 上原 哲太郎 (立命館大学), 古川 佳和 (大阪商工会議所), 野田 幹稀 (大阪商工会議所)
  3. 利用規約及びプライバシーポリシーのデザインと理解度の評価
    ○土屋 あんな (慶應義塾大学), 砂原 秀樹 (慶應義塾大学), 加藤 朗 (慶應義塾大学)
  4. オンライン授業で行うセキュリティ教育におけるペネトレーションテスト演習の実践と評価
    ○鈴木 大助 (北陸大学)

IAセッション5(ルーム2)

座長: 石橋 圭介 (国際基督教大学)

  1. SRv6を適用して利用者主導の複数経路同時活用を実現するシステム
    ○山崎 衛, 大平 健司 (大阪大学)
  2. データフロー処理の広域展開を可能にするプラットフォームコントローラの開発と実装
    ○多々納 啓人, 前田 香織 (広島市立大学), 近堂 徹 (広島大学), 高野 知佐 (広島市立大学)
  3. P2Pネットワークとクラウドを用いたコンテンツ需要予測に基づく動的複製配置手法
    ○高橋 和正, 菅原 真司 (千葉工業大学)
  4. 高スループット通信を実現するMTDシステムの開発
    ○田邊 優人, 前田 香織 (広島市立大学), 大石 恭弘 (IIJ), 相原 玲二 (広島大学), 高野 知佐 (広島市立大学)

IOTセッション6(ルーム1)

座長: 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)

  1. Design and Implementation of Multi Agent Simulator for Resource Transparent Widely Distributed Computing Environment
    ○Kashiwazaki Hiroki (National Institute of Informatics), Kikuchi Yutaka (Kochi University of Technology), Nakagawa Ikuo (Osaka University), Nishiuchi Kazuma (Citynet, Inc.), Osaki Mitsuhiro (Citynet, Inc.), Kikuchi Shunsuke (SAKURA internet, Inc.), Takase Hideki (The University of Tokyo)
  2. Literate Computing for Reproducible Infrastructure による属人化させない運用の実践
    ○谷沢 智史 (株式会社ボイスリサーチ), 政谷 好伸 (国立情報学研究所), 石坂 徹 (室蘭工業大学), 桑田 喜隆 (室蘭工業大学), 中川 晋吾 (有限会社カラビナシステムズ), 長久 勝 (ライフマティックス株式会社), 合田 憲人 (国立情報学研究所)

IAセッション6(ルーム2)

座長: 中村 遼 (福岡大学)

  1. Wi-SUNを用いたRTK補正情報の送信システムの提案
    ○坂中 勇太, 鈴木 一哉 (秋田県立大学)
  2. AES67のソフトウェアによる実装の試行
    中村 遼, ○空閑 洋平 (東京大学)
  3. 社会課題解決のための利用者誘引型低遅延MaaS基盤の設計と実装
    ○矢野 英人, 義久 智樹, 下條 真司, 瀧崎 尚, 木戸 善之 (大阪大学), 河合 由起子, 山口 琉太 (京都産業大学)

授賞

座長: IOT主査

  1. IOT 学生優秀賞の授与
  2. IOT 学生奨励賞の授与
  3. IA 学生研究奨励賞の授与

閉会

各研究会主査より挨拶


お問い合せ先

PC IOT: 大森 幹之 (鳥取大学)
iot56[at]mail.iot.ipsj.or.jpへメールにてお問い合わせください。
([at] を @ へ変更して下さい)

備考 (情報処理学会関連)

[注意事項]

研究報告の完全オンライン化に伴い、研究発表当日の資料は、開催の1週間前に情報処理学会電子図書館(情報学広場)に掲載されます。そのため、研究報告に掲載される論文の公知日は、研究発表会の開催日初日の1週間前となります。特許申請の扱い等の際にはご注意ください。
詳細については以下のURLをご参照ください。
http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html

2021 年度 第 4 回 (IOT 通算第 56 回) 研究会のおしらせ

2022年3月7日(月)~8日(火)に京都大学 (京都府京都市) およびオンラインでハイブリッド開催される2021年度第4回(IOT 通算第 56 回) 研究会のお知らせです。

情報処理学会インターネットと運用技術研究会(IOT)、電子情報通信学会インターネット アーキテクチャ研究会(IA)、電子情報通信学会技術と社会・倫理研究会(SITE)、情報処理学会オープンサイエンスと研究データマネジメント(RDM)研究グループ による合同研究会を以下の要領で開催致します。

つきましては発表論文を募集しますので奮って御応募下さい。

開催方法についてのお知らせ

2021年11月26日現在、現地開催を目指して準備をしておりますが、COVID-19の感染状況によっては、「完全オンライン開催」に移行する可能性がございます。開催方法に変更がございましたら、研究会HP (https://www.iot.ipsj.or.jp/meeting/56-cfp/, https://www.iot.ipsj.or.jp/meeting/56-program/) にてお知らせいたします。

トピック

インターネット,システム運用技術,管理システム,情報倫理教育,一般

日程

2022(令和4)年3月7日(月)~8日(火)

開催場所 (ハイブリッド開催予定)

オンサイト

京都大学 吉田キャンパス 学術情報メディアセンター 南館2階 201/202 (定員各120)
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/access
(「完全オンライン開催」に移行する可能性あり)

オンライン

Zoomミーティングを使用します。

連催

共催

発表申し込み〆切

2022(令和4)年1月7日(金) 23:59(JST) 2022(令和4)年1月14日(金) 23:59(JST) (延長しました。)

論文原稿〆切

2022(令和4)年2月1日(火) 23:59(JST)
※締切以降は、原稿の提出、差替、取下げはできません。
※原稿未提出の場合は、発表申込キャンセルの扱いになり、発表できません。

発表申込方法

この研究会は連催のため、それぞれの研究会での発表申し込みとなります。

IOT 研究会発表申込みサイト
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/IOT

※「姓名・タイトルの英文入力欄は必須ではありません」とありますが、姓名・タイトルについては英文入力欄にも記入をお願いします。
※登壇者が学生の場合は「研究会への連絡事項」に「登壇者は学生」と記入してください。
※IA研究会、SITE研究会として発表申し込みをする場合には、それぞれの研究会からの案内に従ってお申し込みください.

オンライン情報交換会

オンラインでの情報交換会を検討中です。

お問い合せ先

PC IOT: 大森 幹之(鳥取大学)
iot56[at]mail.iot.ipsj.or.jpへメールにてお問い合わせください。
([at] を @ へ変更して下さい)

備考 (情報処理学会関連)

発表申し込みをいただきました方には、後日学会事務局から原稿の依頼をさせていただきます(上記申し込みの連絡者の方にご連絡します)。
カメラレディの締め切りは研究会開催日のおおよそ1ヶ月前に設定されます。
詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

原稿仕上がり枚数は,原則として最大8ページ、6ページ以上が望ましいとさせていただきます。研究報告用PDF原稿等は、上記の申し込みページでご提出ください。

[注意事項]

研究報告の完全オンライン化に伴い、研究発表当日の資料は、開催の1週間前に情報処理学会電子図書館(情報学広場)に掲載されます。そのため、研究報告に掲載される論文の公知日は、研究発表会の開催日初日の1週間前となります。特許申請の扱い等の際にはご注意ください。
詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html

[研究会の参加について]

研究会への参加(参加費等)については以下に記載がありますのでご覧ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

2021 年度 第 3 回 (IOT 通算第 55 回) 研究会開催報告

2021/9/6 (月) にオンラインでハイブリッド(エクスカーションのみ)開催された IOT55・SPT44 合同研究会の開催報告および論文募集、今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします。

IOT55・SPT44 合同研究会開催報告

今回の合同研究会は、当初から名古屋大学情報基盤センターとオンラインのハイブリッドで開催することを目標に準備が進められてきました。最終的には例によって COVID-19 の現状を鑑み、名大での現地参加は名大関係者のみという制約を課すことになりました。会期は当初の予定通り 1 日、研究発表が 7 件、招待講演が 2 件でプログラムが構成され、熱心な議論が行われました。

研究会終了後には、優秀学生賞として以下の 1 件が表彰されました。

また学生奨励賞として以下の 1 件が表彰されました。

今回の研究会には 92 名の方々がご参加下さいました。クロージングの後、エクスカーションとして名大の嶋田創さまによるスパコン「不老」ツアーが開催されました。LA を担当していただきました名大の嶋田創さまに、そして PC を担当していただきましたトヨタ自動車の阿部博さま、SPT 研究会の猪俣敦夫さまに、また各種準備に奔走していただきました運営委員の皆様、そしてご参加いただきました皆様にに心から感謝申し上げます。

今後の研究会・シンポジウム (IOT 関連)

第 14 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2021)

  • 2021/11/25 (木) ~ 26 (金) @オンライン
  • 投稿締切: 2021/9/14 (火) に延長
  • 採録通知: 2021/9/28 (火) 以降のできるだけ早い時期
  • 最終原稿提出締切: 2020/11/1 (月)
  • ポスターセッション〆切: 2021/10/8 (金)

第 11 回災害コミュニケーションシンポジウム

  • 2021/12/24(金)オンライン開催
  • IOT、SPT、IS主催

2021 年度第 4 回 (IOT 通算第 56 回) 研究会

  • 2022/3/7 (月) ~ 8 (火) @(開催場所調整中)

今後の研究会関連イベント (IPSJ 関連)

情報処理学会第 84 回全国大会

  • 2022/3/3 (木) ~ 5 (土) @愛媛大学城北キャンパス

今後の論文誌特集号

情報処理学会論文誌トランザクションデジタルプラクティス「新しい生活様式を見据えたインターネットと運用技術」特集号

  • 2021 年 11 月 8 日 (月) 投稿〆切
  • 2022 年 7 月号 (Vol. 3, No. 3) として発行

推薦論文制度のお知らせ

研究会やシンポジウムで発表された優秀な論文の論文誌への投稿を促す制度で、6ページ以上の論文10件に対して1件以内の論文が次年度5月頃に推薦されます。

著者のメリット

  • 推薦論文であると明記される。
  • 推薦文が掲載される。
  • 採択率が高い。
  • 推薦理由および論文化へのアドバイスがもらえる。

※アドバイスであり採録条件ではありません。
※査読は通常と同様に行われ,必ずしも採録されるとは限りません。

2021 年度 第 3 回 (IOT 通算第 55 回) 研究会プログラム

IOT55は情報処理学会インターネットと運用技術研究会 (IOT)主催の研究会です。

トピック

インターネット、システム運用技術、管理システム、情報倫理教育,一般

日程

2021 年 9 月 6 日 (月) 9:45

開催場所

原則オンライン開催となります。

参加するには、情報処理学会の以下のマイページで登録が必要です。登録は当日でもできます。
非会員の方も、マイページの開設が必要になります。
情報処理学会「マイページ」
利用方法: https://www.ipsj.or.jp/member/mypage_index.html
ログイン: https://www.ipsj.or.jp/mypage2.html
申込方法の詳細については、「イベントへ参加申込される方へ」(https://www.ipsj.or.jp/member/event_moshikomi.html)をご覧ください。

情報処理学会「マイページ」へログイン後、「会員メニュー」の「イベント一覧・申込」から、「第55回インターネットと運用技術研究発表会」を選択してお申し込みください。参加費のお支払いは、マイページ経由となります。

参加種別費 用
IOT研究会登録会員0円
ジュニア会員0円
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員1,500円
情報処理学会学生会員500円
非会員(一般)2,500円
非会員(学生)1,000円

Time Table

9/6 (Mon) 8/20更新

時間セッション
9:45 – 10:00オープニング
10:00 – 11:15IOTセッション1:ネットワーク
11:30 – 12:20IOTセッション2:運用管理、サーバ
14:00 – 14:50IOTセッション3:RDM、シミュレーション
15:00 – 16:00SPT企画セッション:招待講演1
16:00 – 17:00SPT企画セッション:招待講演2
17:00 – 17:15クロージング
17:15 – エクスカーション

9/6(月) 19:00より,Zoomを用いたオンラインでの情報交換会を実施予定です。

一般講演は、1 件あたり 25 分 (発表 20 分 + 質疑 5 分) です。◯:登壇者、◎:学生登壇者

オープニング

IOTセッション1(10:00 – 11:15) :ネットワーク
座長:土屋 英亮 (電気通信大学)

  1. 10:00- ネットワーク構成情報の設計仕様に基づくネットワーク機器設定手順の自動生成方法に関する検討
    ◎新井 凪, 鈴木 彦文, 小形 真平, 岡野 浩三 (信州大学)
  2. 10:25- エリアラベルを用いた分散型SDN・HARPモデルでのルーティング手法の提案
    ◎津田 英明, 今泉 貴史 (千葉大学)
  3. 10:50- マイクロブログ型SNSにおけるスパムボットの検知とスパムの属性判別手法の提案
    ◎上野 駿介, 今泉 貴史 (千葉大学)

IOTセッション2(11:30 – 12:20):運用管理、サーバ
座長:一井 信吾 (高エネルギー加速器研究機構)

  1. 11:30- Qualitative and quantitative performance evaluations of relatively inexpensive storage products (3)
    ○Kashiwazaki Hiroki (National Institute of Informatics)
  2. 11:55- 時系列DBを利用した無線基地局およびクライアント統計情報の継続的な収集と可視化
    ○石原 知洋, 関谷 勇司 (東京大学)

IOTセッション3(14:00 – 14:50) :RDM、シミュレーション
座長:竹房 あつ子 (国立情報学研究所)

  1. 14:00- 実社会における施設内密集度評価のためのシミュレーション構築
    ◎加藤 悠宇汰, 大場 春佳, 水野 信也 (静岡理工科大学)
  2. 14:25- 組織的RDM支援サービスのためのエンタープライズアーキテクチャの検討
    ○青木 学聡 (名古屋大学)

SPT企画セッション(15:00 – 16:00):招待講演1 (座長:猪俣敦夫 (大阪大学))

  1. [招待講演] ユーザブルセキュリティ・プライバシー研究の可能性 
    長谷川 彩子 (NTT人間情報研究所)

概要 高度なICT技術が実システムに導入される一方で,それら技術の意図とユーザの認識・行動との間に齟齬があることが技術誤用の要因や技術普及の阻害要因となっている.ユーザブルセキュリティ・プライバシーと呼ばれる研究分野では,ICT技術のセキュリティ・プライバシー側面に対するユーザの認識・行動を理解してその知見を実システムに反映する研究が行われている.当該研究分野は,セキュリティ・プライバシーの最難関国際会議における採択本数が増加するなど,その重要性が認識され存在感が増している.本講演では,当該研究分野の概要を紹介し,当該研究分野の技術が実システムや実社会を改善する可能性について議論する.また,講演者のこれまでの研究事例を通じて,当該研究分野の方法論を紹介する.具体的には,オンラインアカウントに対するユーザのプライバシー認識,およびフィッシング攻撃に対するユーザのセキュリティ行動に関する研究事例を取り上げる.

SPT企画セッション(16:00 – 17:00):招待講演2 (座長:猪俣敦夫 (大阪大学))

  1. [招待講演] フェイクニュース、ディスインフォメーション規制の法的動向
    湯淺 墾道 (明治大学)

概要 フェイクニュースの意図的な発信・伝播や、それを利用した世論誘導・選挙介入が世界的に問題になっている。また政治的意図にとどまらず、さまざまな意図により真正でないデータを発信・伝播する行為が問題化しており、「フェイク」対策は情報セキュリティ・サイバーセキュリティの大きな課題になりつつある。これに対する各国のアプローチはさまざまであり、フェイク生成・伝播に利用されるAIをどのように規制するかも含めて、法規制の動向について紹介する。

クロージング(17:00-17:15) 

  • IOT主査 + SPT


エクスカーション(17:15 – )

  • IOT研究会企画 嶋田 創 先生 (名古屋大学) によるスパコン紹介

2021 年度 第 2 回 (IOT 通算第 54 回) 研究会開催報告

2021/7/9 (金) に九州工業大学百周年中村記念館およびオンラインでハイブリッド開催された IOT54 研究会の開催報告および論文募集、今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします。

IOT54 研究会開催報告

今回の合同研究会は、当初から福岡県北九州市の九州工業大学百周年中村記念館とオンラインのハイブリッドで開催することを目標に準備が進められてきました。最終的には例によって COVID-19 の現状を鑑み、九工大での現地参加は九工大教職員と学生のみという制約を課すことになりました。会期は当初の予定通り 1 日、研究発表が 8 件、招待講演が 2 件とパネルが 1 件でプログラムが構成され、熱心な議論が行われました。

研究会終了後には、年度第 2 回目の研究会恒例の藤村記念ベストプラクティス賞の授与式が行われました。受賞対象は以下の 1 件です。

また学生奨励賞として以下の 1 件が表彰されました。

今回の研究会には 68 名の方々が、また情報交換会には 33 名の方々ご参加下さいました。

今回の研究では十分な質を担保しながらハイブリッド開催の検証ができたのではないかと思います。LA を担当していただきました九工大の中村豊さま、福田豊さまに、そして PC を担当していただきました京都大の森村吉貴さまに、また各種準備に奔走していただきました運営委員の皆様、そしてご参加いただきました皆様にに心から感謝申し上げます。

今後の研究会・シンポジウム (IOT 関連)

2021 年度第 3 回 (IOT 通算第 55 回)研究会

  • 2021/9/6 (月) 〜7 (火) 名古屋大学情報基盤センター
  • SPT共催 (主幹: IOT)
  • 発表申込締切: 2021/7/16 (金)
  • 原稿提出締切: 2021/8/9 (月)

第 14 回インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2021)

  • 2021/11/25 (木) 〜26 (金) @片平さくらホール(東北大学片平キャンパス)
  • 投稿締切:2021/8/31 (火)
  • 採録通知:2021/9/28 (火)以降のできるだけ早い時期
  • 最終原稿提出締切:2020/11/1 (月)

第 10 回災害コミュニケーションシンポジウム

  • 2021/12/24 (金)オンライン開催
  • IOT、SPT、IS主催

2021 年度第 4 回 (IOT 通算第 56 回) 研究会

  • 2022/3/7 (月) 〜8 (火) @(開催場所調整中)

今後の研究会関連イベント (IPSJ 関連)

COMPSAC2021

  • 2021/7/12 (月) 〜16 (金) オンライン

第 20 回情報科学技術フォーラム (FIT2021)

  • 2021/8/25 (水) 〜27 (金) オンライン
  • 聴講参加申込締切: 2021/8/27 (金) 当日まで登録可能

情報処理学会第 84 回全国大会

  • 2022/3/3 (木) 〜5 (土) @愛媛大学城北キャンパス

推薦論文制度のお知らせ

研究会やシンポジウムで発表された優秀な論文の論文誌への投稿を促す制度で、6 ページ以上の論文 10 件に対して1件以内の論文が次年度 5 月頃に推薦されます。

著者のメリット

  • 推薦論文であると明記される。
  • 推薦文が掲載される。
  • 採択率が高い。
  • 推薦理由および論文化へのアドバイスがもらえる。

※アドバイスであり採録条件ではありません。
※査読は通常と同様に行われ,必ずしも採録されるとは限りません。