2023年7月4日(火)にハイブリッドで開催されたIOT62研究会の開催報告および論文募集、今後のイベント予定などを以下にまとめてお知らせします。
IOT62開催報告
今回の研究会は出島メッセ長崎にて現地開催し、オンラインも併用するハイブリッド開催となりました。研究会はJANOG52 Meetingと連携する形で開催され、日程についてもJANOG52と連続となるように設定されました。一般講演が17件と1日しっかりとタイムテーブルが埋まる形で、slackも合わせて活発な議論が行われました。現地参加者は34名、オンライン参加者は59名(JANOG参加者:現地14名、オンライン23名)でした。
(参加者については、現地との重複あり、IOT/JANOGの区別が一部正確ではありません)
また、研究会クロージングでは、藤村記念ベストプラクティス賞の表彰式ならびに、IOT研究会各学生賞の授与が行われ、藤村賞・優秀学生賞としては以下の1件が表彰されました。
- 空閑 洋平, 中村 遼 (東京大学)「遠隔会議システムの計測データを用いた広域ネットワーク品質計測」(IOTS2022)
- 三島 和宏 (東京農工大学), 中村 豊, 福田 豊 (九州工業大学), 柏崎 礼生 (近畿大学), 中村 素典, 森村 吉貴 (京都大学), 北口 善明 (東京工業大学)「IOT研究会におけるハイブリッド研究会運営の記録」(IOT60)
<優秀学生賞>
- 佐藤 翔 (電気通信大学)「マルチパスルーティングにおける INT を応用した帯域要求量ベースの動的トラフィック分散」
また、学生奨励賞として以下の5件が表彰されました。
- 上續 慈子 (京都女子大学)「過去の履修登録情報を利用した履修科目推薦システムの提案」
- 二井 智成 (大分大学)「WebSocket を用いたリアルタイムトラフィック可視化システムの開発」
- 大河原 幸哉 (電気通信大学)「IP網におけるIn-networkコンテンツキャッシュ」
- 横尾 和真 (広島大学)「SRv6ネットワークにおける可用帯域推定に対する一検討」
- Gao Shan (NAIST)「A node selection algorithm for hybrid peer-to-peer services based on a modified dueling-DQN model」
今後の研究会・シンポジウム (IOT研究会関連)
論文募集:第16回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS 2023)
- 開催日時:2023年12月7日(木)〜8日(金)
- 投稿締切:2023年8年25日(金)
論文募集:論文誌デジタルプラクティス59号「well-beingなネットワーク環境構築のためのインターネットと運用技術」
- 投稿締切:2023年11年6日(月)
- 発行日:2024年7月
今後のイベント
- FIT2023@大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス, 2023年9月6日(水)~8日(金)
- 第13回災害コミュニケーションシンポジウム, 2023年12月26日(火), オンサイト会場@東京を検討中
- IOT63@熊本大学, 2023年09月19日(火) 〜 20日(水) (OS研究会, RDM研究グループと共催)
- IOTS2023@名古屋大学, 2023年12月07日(木) 〜 08日(金)
- IOT64@未来創造センター(宮古島), 2024年03月12日(火) ~ 14日(木)
(RDM研究グループと共催, IA研究会・SITE研究会と連催)
謝辞
下記の方々をはじめ関係各位に感謝いたします。
- PC:三島 和宏 さん (大阪教育大学)
- LA/JANOG Host:岡田 雅之 さん (長崎県立大学)